ロサンゼルスを拠点にし、俳優・モデルとして活動をしている玉城大志さんにインタビューをしてきました!

Writer:

Taishi Tamaki 玉城大志

1987年生まれ、アメリカ・ロサンゼルス在住。俳優。

 『テラスハウス ALOHA STATE』に出演。“死ぬほどの恋をする”が入居中の目標とし、その後、 “ギルティー侍”の愛称で親しまれる。

現在は、YouTube「LA LA Landers」を配信

また、LAを拠点として俳優、モデルとして活動をしている。

インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/taishi.0621/

Twitter▶︎https://twitter.com/taishi0621

ブログ▶︎https://ameblo.jp/boys-be-ambitious-taishi/

YouTube▶︎https://www.youtube.com/channel/UC7k9VDzO3_rC20oYLGC-vnw

Tiktok▶︎ https://www.tiktok.com/@taishi_lalalander


現在の活動はLAを拠点に活動をされているかと思いますが、具体的にどのようなことをされているのですか?

オーディションを受けながら、映画、ドラマ、コマーシャル、モデルの仕事をしています。

一番の目標はハリウッドの映画かドラマにメインキャストとして出演することです!

殺陣の稽古、アクティングクラスを受けたりしています。アメリカ人の先生からマンツーマンで英語の発音を教えてもらっています。

他は、自分自身の英語力を高めるために、日本人がいないエリアで飲食店のアルバイトもやっていて、日本人に会わない環境にして、自ら自身の能力を高められる環境を作るようにしています。

新型コロナウイルス後に関しては、やれることも限られていたりするので、僕と、友達たちと3人でやっているLA LALandersというYouTube作成に日々力を入れています。

僕自身も素人ながら編集をやっています。思っているより、とても地味なこともしているんですよ(笑)


テレビやメディアで見ているとどうしても華やかなイメージがありますが、例えば地味なシーンというのは、どんなことでしょう?

例えば、英語の台本を覚えているときは、とても地味ですね。

最初、全部の英語のセリフを読んで、その後、相手役のセリフを自分で話して録音する。それに対して自分のセリフで答える、そして、それを散歩しながら、自分のセリフをぶつぶつ言いながら歩く。絶対周りから見たら気持ち悪い人なんですけどね!(笑)

アクティングではカメラの前でどれだけリラックスして演技できるかが重要です。いろんな方法があるんですが、「リラクゼーション」というエクササイズを僕はよく演技をする前に取り組みます。そのエクササイズをすることで、緊張をなくし、演技に集中しやすくします。

俳優は感情やその役の設定、関係性など目に見えないものを扱う仕事です。シーンのシチュエーションによって、自分が怒ったり、悲しんだり、喜んだりしなければいけません。どうしたら、自分の感情が動くかを考えて、試行錯誤して、実際にそれを表現します。たまに全然感情が動かない時があります。それを分析して、どうしたら意図した感情が作れるか研究します。これがとても大変ですし、面白いところでもあります。


アメリカ生まれですが、元々英語が話せなかったとのこと。英語はどのように勉強をしたのですか?

英語は、単語、単語だけの発音ではなく、文章の流れがあるので、それをつかむようにしています。

日本語にはあまりイントネーションがないので、英語のイントネーションの付け方を学んだり、わからない発音や単語があると、アメリカ人の友達に電話する、聞く、発音を教えてもらう、役作りに入ると、流れに沿ってやっています。

日本で俳優をやるより、はるかにハードルが多くて大変ですね。


何故、俳優が楽しいのですか?日本との違いはありますか?

アメリカの良いところは、オーディションが全員に開かれているところですね。

アメリカは、外国人の自分でも、オーディションを受けられます。日本はオーディションが主流ではなく、どの事務所に入るかも大事になってきます。そして、事務所の意向も大きくなるので、やりたいことを自由にしたい自分にとっては合ってないと感じました。

また日本とアメリカでは事務所の形態が大きく違います。アメリカの俳優は個人事業主で好きなことをしてもいいけど、自己責任。日本の俳優は事務所の意向が強い分、事務所が責任を取ると感じました。

性格的に、「自分がやりたいことをやりたい!」と思う方なので、日本にいたころは、よく事務所とぶつかっていました。日本にいる頃はすぐに自分の思いを形にしたり、自分自身のやりたいことができなかったのが辛かったですね。でもその日本での経験は自分自身を見つめ直す良いきっかけになりました。

アメリカに来て、日本とアメリカという比較対象ができたときに、日本よりアメリカがいいなぁ、自分に合っているな、と思いました。


アメリカに拠点を移動するというのは大きな覚悟が必要だったと思うのですが、なにかキッカケなどあったのですか?

日本で舞台役者をやっていた時に、自分自身の未来があまり見えないと感じました。

その時に「今の現状を何か変えないといけない!」と思いました。ある友達とのちょっとしたキッカケで、「ハリウッドでやったらいいじゃん!」と言われたときに「面白そう!」と直感的に思いました。その時、「何か大きく変化させたい!」と思うようになりました。

面白いのが、「アメリカに行く」と決めて、その後にアメリカに行く理由を探したんですよね(笑)アメリカで経験できれば、日本人で有名な人のコネクションも作れる、学校にも行ける、経歴にも良いと思って。


今後なりたい自分像とかは何かありますか?

自分が主演の映画を撮ってみたいですね。

俳優がプロデューサーになって自分主演の映画を撮ることはアメリカでは多いです。自分で自分が活躍する場所を作るんです。日本では、役者、監督、プロデューサーとしっかり分かれている傾向がありますが、アメリカでは垣根があまりないですね。そんな自由なところが好きですね。


現在、YouTubeで活躍されていますが、今後の展望はありますか?

実はYouTubeはドラマ、映画が作りたくて、始めました。

自分自身が活躍する場所として、そして今後の仲間を集めるためにやっています。ゆくゆくは、色々な国に移動したりして、その土地それぞれで映画を撮っていきたいです!

いったことがない場所にいってみたい。中国にいって、カンフーを習ってきて、それを番組にしても面白いだろうし、色々な場所に行って、皆が見られない世界をYouTubeを通して見せてあげたいなと思います。


“死ぬほどの恋をする“と言ってテラスハウスに出演。その後、有言実行し、その恋は終わりを迎えられたようですが、今後、“死ぬほどの恋をする“予定はありますか?

テラハの前も、「役者」の仕事ででいっぱいいっぱいだったので、がっつり恋愛をするタイプではなかったんです。29歳になった時に、「唯一していていないことは、死ぬほどの恋だ!」と思ったのと、先輩から「良い恋をすると、良い味が出て、良い役者になるよ」と言われたので心動かされました。

でも、今後は、重くない恋愛をしたいと思っています(笑)もっとカジュアルに恋愛をしたいです(笑)


“死ぬほどの恋“をしてから、何か変わったことはありますか?

人に優しくなれるようになれました(笑)

本気で恋愛して傷ついた人の気持ちが今ならわかります。(笑)死ぬほどの恋をして、傷ついて、立ち直って、人として成長できたと思います。大変だったけど、本当にいい経験でした。

彼女に浮気されたことがあるんですが、その時に「女の子は浮気する」と先入観がついてしまいました。なので、その次の恋愛から、付き合っても関係が近くなるにつれて傷つくのが怖くて逃げ出してました。“死ぬほどの恋をする”という言葉の裏には、「傷ついても良いから本気の恋愛をする」と自分自身に許可がありました。

今だから言えるのですが、今までフッてきた元カノたちに全員に謝りたいです!お付き合いしていて、関係が近くなると怖くなって急に別れを告げていたので、本当に申し訳ないことをしたと思っています。自分自身が死ぬほどの恋をしてから、フラれるときの気持ちは、想像していたよりもビックリするくらい辛かったです。(笑)


かっこよくあり続ける為に、努力していることは?

理想の自分を常に追い続けています。“自分がこうなりたい”と思ったものに対して諦めないです。

良い体になりたいって思うと、食事制限や筋トレを続けたり、「今の自分が一番好き」っていう状態でいたいので。常に昔より、今の自分がかっこいいって思っていたいし、今も思っています。今も、日々良い体になってるし、英語も上達してきている。諦めずに続けている結果だと思っています。


大志さんにとって、アメリカ、LAとはどんな場所ですか?

LAの好きなところは、自然と都会が両立しているという面が好きです。

空気はカラっとしていて、海もあるし、山もあるし、スノボもできるし、大自然もあって、すべてが融合している場所です。沖縄の次に第二の故郷と言えるようになりたいですね!

特にLAのサンセットは良いですね。故郷の沖縄では見られないようなサンセットで、ハワイも綺麗ですがLAの方がより好きですね。


LAでの理想のデートプランとは、どんな感じですか?

ハイキングが好きなので、一緒に行くのとか理想ですね。

ロッククライミングのデートも面白そう!とりあえず、アウトドアなことを一緒にできる子がいいですね。公園とかで、軽い軽食とブランケット持って、アイス食べたり、サンセット見たりしたいなぁ。軽く話す感じのデート。ビーチでゆっくりとかもいいですね。


アメリカに夢を持っているみんなに伝えたいことはありますか

一にも、二にも、三にも、行動!が大事。思っているだけだと、それについてモヤモヤすると思うんです。

自身もずっと理由をつけて、アメリカに行けないんだと蓋をしていました。蓋を開けてみると、行こうと思えば、いつでも行けたんですよね。「行けたらいいなぁ」で止まってしまっていたんです。少しでも、小さい行動をすることで人生が変わっていくと思います。

例えば、留学したいなら、留学の資料が取り寄せるとか、その説明会に行くと同じ志の人が集まってたりします。小さい行動が、少しずつ変わっていって動き出します。

でも、最初に行動がないと、すべてが止まってしまいます。失敗してしてもいいから、とりあえず行動をする!怖いからっていう感情で行動できなかったりするけど、少しの行動で世界がかわります!楽しいよ!海外じゃなくても、やりたいこと、思ったことは行動してほしいです。

理性や、生産性だけを考えてしまうと、好きなこと、やりたいことを忘れがちになっちゃうと思います。人生で何かを選択をする時に常に自分が好きな方、楽しそうな方に進んで行くと、そんな生活が待っています。ぜひ、好きな方や楽しそうな方に進んで、面白い人生にしてほしいです。

旅行してみる、短期留学してみる、アメリカに行った人に会ってみる。行動したら、その先には、その行動した人たちが沢山います。肌感覚で知るのは大事です。

みなさんにも是非LAに来てほしいです。LA楽しいよ!


編集後記

元々お友達だった大志君を取材させてもらって、今回色々なお話を聞くと更に大志君の魅力を知ることができました。

役者の話をしだすと、突然目の色が変わって、イキイキ話をしだす大志君がとても印象的でした。日本で育った人が自分の国を抜け出して言語も文化も違う国に行くというのは大変なことです。でも、それをやり越えてきたこと、行動にできたこと、意思を貫く人がアメリカに残れると感じます。そんな行動ができる、それが大志君の今の結果であると感じました。

これからも色々な場所で大志君の活躍を見られるのを楽しみにしています!!

Eri Matsuda / Taishi Tamaki

Writer

ERI

AMENEWのオーナー。
ハワイ サンディエゴの後 LAに在住。
アメリカの大手広告会社を経て独立し、現在様々なビジネスをアメリカで展開中。

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