オートミールはアメリカでは昔から朝ごはんによく出てくる定番メニューです。子供の頃から食べているというアメリカ人も多いですし、ホテルの朝食のブッフェなどにもよく並んでいるのを見かけます。

そんなアメリカの定番のオートミールですが、近年日本でも注目され始めています。何となくダイエット向きの食品だとか、健康そうなイメージがある人もいるかもしれませんが、実際の栄養価はどうなのかとか、種類がいっぱいあって分からないとか、食べ方が分からないという人も多いかもしれません。

今回はそんな疑問を解決し、オートミールを活用できる方法をご紹介したいと思います！

◆ダイエットにお勧め！オートミールは栄養価が高い☆

オートミールが健康そうなイメージを持たれる理由は栄養価にあります。

アメリカの食品表示では一食当たりの栄養価が記載されているのでそれを参考に比較すると分かりやすいです。

オートミールの1食あたり40ｇが目安にされており、白米は１食あたり45gが目安とされているのでその量で比較して表にまとめました。

比較してみると一食当たりのカロリーはそこまで変わらないのですが、オートミールの方が脂質、食物繊維、タンパク質、鉄などの栄養素が白米と比較して多く含まれているのが分かります。

ダイエット中は食事制限などで必要な栄養素が不足しがちです。痩せやすい体質になるためには体作りが必要ですが、オートミールにはたんぱく質、食物繊維、鉄分などが白米に比べても多く含まれているためダイエット向きだということが分かりますね！

さらにオーツ麦にはグルテンが含まれていないので、基本的にはグルテンフリー食材になります。ただ製造過程で小麦が含まれてしまう可能性もあるので、アレルギーが心配な方は「グルテンフリー」と書かれたものを選んでくださいね☆

◆オートミールの種類

実はオートミールには色々な種類があるのです。日本ではほとんど同じ種類のオートミールしか売られていいませんが、アメリカのスーパーでは表示によってどんな種類のオートミールかを確認して購入する必要があります。

・Steel-Cut Oats(スティールカットオーツ)

一番オーツ麦そのものに近く、加熱加工が施されていないので、調理時間に15~30分ほど要します。時間がかかるので時短には不向きですが、プチプチした歯ごたえが特徴でそれが好きという人も多いです。

・Rolled Oats(ロールドオーツ)

ロールドオーツまたはオールドファッションと呼ばれます。日本で流通量が一番多いものはこのタイプ。オーツ麦を蒸して、平にして乾燥させた状態のもので、調理時間が2~5分と短いのが特徴です。歯ごたえがもちもちで満腹感を得られやすいため、お米の代用としてアレンジしやすく一番お勧めです。あとで紹介するレシピは全てこのタイプを使用しています。

・Quick Oats(クイックオーツ)

オールドオーツをさらに短時間で調理できるように加工したものです。すぐ食べられるように味がついているものはインスタントオーツとも呼ばれます。食感はおかゆのような感じで、手軽に朝食を済ませたい人にお勧め。

◆オートミールおすすめブランド☆

次にオートミールのお勧めブランドを紹介します。日本でもアメリカのスーパーで購入できます！

・Quakers　クエーカーズ

一番有名で日本でも販売されているクエーカーは、コストコで買うととてもお値打ちです。オートミールも様々なタイプのものが販売されており、フレイバーがついたクイックオーツのアソートも人気です。オートミールをまず試すなら、気軽に試せるお勧めブランドです！

・Bob’s Red Mill ボブズレッドミル

ボブズレッドミルからはオートミールだけでなく、ケーキなどを焼くための小麦製品など幅広く取り扱うブランドです。遺伝子組み換え食品を使用しないブランドで、さらにオーガニックの製品から完全にグルテンフリーの商品もあるので、子供の離乳食などに使うこともできます。

◆超簡単！オートミール活用例

オートミールについて理解が深まったところで、早速活用例を紹介したいと思います。今回のレシピでは全てにおいて「ロールドオーツ」を使用します。簡単に作れるようにすべて最短手順でご紹介します！

・材料3つでできる！簡単オーツクッキー

・電子レンジで３分！アレンジ可能！おかゆ風オートミール

・アメリカのレシピ☆オーツ麦のブルベリーブレッド

◆オートミールを利用してみよう！

オートミールについて理解を深めていただけましたでしょうか？朝ごはんだけでなく、おやつから夜食まで少し食べたい時に使えるオートミールを利用しないなんてもったいないです！これを機に是非試してみてくださいね♡