アメリカのシャワー文化に欠かせない「シャワーアロマ」癒しのバスグッズ|お土産にもおすすめ!

Writer:

日本には、世界でも珍しいほど豊かな入浴文化があります。湯船に浸かることは、汚れを落とすだけでなく、一日の疲れを癒し、”自分を労わるための時間”として長く大切にされてきました。その一方で、シャワーはどこか「時間がないときに済ませるもの」というイメージを持たれがちです。

しかし、入浴文化を持たないアメリカでは、シャワーという限られた時間と空間を、いかに心地よく過ごすかが工夫されてきました。その一つが「シャワーアロマ」です。

アメリカ女性に人気な「シャワーアロマ」とは?

シャワーアロマは、日本の固形入浴剤のような見た目をしています。それを湯船に入れるのではなく、床に置いて使います。シャワーの湯気とともにアロマの香りが立ち上り、シャワールームをリラックス空間へと変えてくれるというもの。入浴の習慣がないアメリカでは、短いシャワー時間のなかで心と体を切り替えるためのセルフケアとして親しまれています。ブランドによっては、「シャワースチーマー」という名前で売られていることもあります。

湯気にのって立ち上る香りが、慌ただしい思考をふっと緩め、シャワールームを単なる“身支度の場”から、気持ちを切り替えるための小さなリトリートへと変えてくれます。湯船に浸からなくても、長い時間をかけなくてもいい。ほんの5分、湯気と香りに包まれるだけで、心と体のスイッチは静かに切り替わる。シャワーアロマは、忙しい日常のなかで「自分を整える余白」をつくる、アメリカ流のセルフケアとして親しまれています。今日はそんな、忙しい日のシャワーを”小さなご褒美”へと変える、アメリカで人気のシャワーアロマをご紹介。

1.body restore(ボディ リストア)

出典:body restore 公式インスタグラム

アロマを楽しむシャワースチーマー(香り付きタブレット)を中心に展開している、アメリカ発のパーソナルケアブランド『body restore』。2020年にニューヨークで設立され、「リラクゼーション」や「保湿・癒し」をテーマに、シャワータイムを心地よいウェルネス体験に変えるアイテムをつくっています。

出典:body restore 公式インスタグラム 

『Body Restore』のシャワースチーマーは、天然のエッセンシャルオイルを使用。

ラベンダー、ユーカリミント、シトラス、ローズ、ティーツリー、カモミール、ジャスミン、グレープフルーツなど、とにかくバリエーションが豊富!その日の気分に合わせて選ぶ楽しさがあるのが嬉しい。また、パラベン(防腐剤)が入っていないため、敏感肌の人でも比較的選びやすいのではないでしょうか。

2.Beauty by Earth(ビューティー バイ アース)

出典:Beauty by Earth公式インスタグラム

2014年にアメリカ・テキサス州で設立された、自然由来・クリーンフォーミュラのスキンケア&ボディケアブランド。クリーンフォーミュラとは、「肌だけではなく環境や動物、安全性に対してもクリーンである」という考え方に基づいて製品をつくること。“安全で確かなナチュラル美容”を、手頃な価格で届けることをミッションにしている『Beauty by Earth』が、もっとも大切にしている方針です。動物実験をしない”クルエルティフリー”であることも特徴。

『Beauty by Earth』では、ユーカリミント、シトラス、ラベンダー、オレンジ&シナモン、ベルガモット&ラベンダーの5つの香りを展開。朝のシャワーにはシトラス、デスクワークでの脳疲労にはユーカリミント、夜はベルガモット&ラベンダーの使用がおすすめ。

3.The Lavish Goat(ザ・ラヴィッシュ・ゴート)

出典:The Lavish Goat公式インスタグラム

アメリカ・テキサス州シュガーランドを拠点とするバス&ボディケアブランド。シャワーアロマだけでなく、自然由来の素材を使った バスボム・せっけん・スクラブなど幅広く展開。名前のごとく、いくつかの製品の中には、ヤギ乳(goat milk)など肌にやさしい成分が使われることがあるといいます。

『The Lavish Goat』のアロマスチーマーは、ユーカリ、ペパーミント、オレンジ、ラベンダー、ベルガモットの5種類展開。アロマスチーマーは平均10分程度の持続であるところ、『The Lavish Goat』のアロマスチーマーは最大20分まで持続するとのこと。ギフトセットもあるので、プレゼントにもぴったり!

4.Musee Bath(ミュゼー・バス)

出典:Confetti Boutique公式インスタグラム

アメリカ合衆国ミシシッピ州 を拠点にした、”ハンドメイド”のバス&セルフケア用品ブランド。なんとここのブランド、元パティシエが2011年に立ち上げたといいます。” 食材に対する知識と手仕事の技術を生かし、品質の高い天然素材ベースのバス製品をつくりたい”という想いから、手作りにこだわってつくられています。

出典:Confetti Boutique公式インスタグラム

オレンジの一種である”クレメンタイン”と、グレープフルーツに似た東南アジアの果物である”ポメロ”が組み合わされた香りや、ココナッツミルク&イチジクなど、ちょっと変わった香りを展開しているのが特徴。パッケージも女性ウケ抜群の可愛さ!自分で使っても、プレゼントされても嬉しい超人気ブランドです。

5.The Dandelion Farm(ザ・ダンデリオン・ファーム)

出典:The Dandelion Farm公式インスタグラム

自社で育てたヤギのミルクや自然素材を使ったせっけん・ボディケア商品を展開している『The Dandelion Farm』。2014年にアメリカ・ウィスコンシン州にて、家族農場からスタートしたビジネスです。「100%自然由来成分」でつくられていることと、「ヤギミルクを使用している」のは農場ならでは。

出典:The Dandelion Farm公式インスタグラム

公式サイトによると、展開している香りは全14種類。チェリーアーモンドやライラック、バニラ・ラズベリーなど、ほかのブランドにはない香りが多数並んでいます。パッケージ売りではなく、個包装の一つ単位で買えるのも嬉しいですね。お一つ$5.50でお買い求めができます。

シャワーアロマの“ちょっと素敵な”使い方

1.シャワーメディテーション

余裕がない日こそ立ち止まるための、やさしい時間。「シャワー・メディテーション」は、シャワーを浴びる「日常」のなかに 瞑想(めいそう)を組み込む考え方。通常の瞑想とは違い、水や蒸気・呼吸・感覚に意識を向けて“今この瞬間”へ集中することを目的としています。特に就寝前にシャワーメディテーションを行うことで、睡眠前の“緊張・思考”が静まり、睡眠の質の改善につながる可能性があるのだとか。

アメリカでは“A scent anchor(香りのアンカー)”と言われることが多く、瞑想にアロマ効果を足すことで心拍が落ち着き、よりよいリラックス効果を得ることができるのだそう。マインドフルネスを成功させるための環境づくりとして、アメリカ女性の間で取り入れられている活用法です。

2.芳香剤

ちょっと意外ですが、人気な使い方。洗面所や玄関に置いて天然の芳香剤として使い、香りが弱くなってきたらシャワーで使い切る、という人が多いようです。

忙しい日こそ、シャワーのなかに小さな余白を

「湯船に浸かる余裕がない日でも、何もしないまま一日を終えたくない」そんな夜がありますよね。そんなとき、シャワーアロマは「頑張らないセルフケア」として、静かに寄り添ってくれる存在かもしれません。

アメリカでは、日常的な入浴文化がないからこそ、心と体を切り替えるための小さな儀式としてシャワーを大切にする文化が根づいています。湯気にのって立ち上る香りに身をゆだね、呼吸を深くするほんの数分。それだけで、慌ただしい思考がほどけ、自分の感覚に戻ってくるのを感じられるはずです。忙しい毎日のなかで、完璧な休息はなくてもいい。シャワーアロマがつくる5分間の余白が、いつも頑張っているあなた自身をやさしく整えるきっかけになりますように。

Writer

フィリピンでの短期留学を経てアメリカの大学院に進学・在籍中。主な執筆エリアはニューヨーク/ボストン。惹かれてやまないものはレトロヴィンテージ、ネオンサイン、カラースプレー。

記事を読む

Related Posts

SCROLL TO TOP