アメリカではセルフカラーが主流♡ハイライトやインナーカラーを綺麗に染めるおすすめブランド4選

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出典: Lime Crime 公式インスタグラム @limecrimemakeup

アメリカに来た留学生がまずびっくりするのは、気軽に行けないほど美容院代が高くつくことなのではないでしょうか。ニューヨークなどの大きな都市ではカットだけでも6000円。カラーはシングルプロセス(ワンカラー)でも8000円はかかるところがほとんどで、チップ代を含めると軽く2万円を超えてしまうことも…。

特に海外からやってくる留学生はなかなかお金に余裕がないので友達同士で助け合いながらセルフカラーを楽しむ学生はたくさんいます!中にはロングヘアをばっさり自分で切ってショートカットにする学生もちらほら。お金がなくてもしっかりおしゃれを楽しみたい学生たちは、一体どんなカラー剤を使っているのでしょうか。

今日は、セルフカラーが主流なアメリカで特に人気のあるカラー剤を4つ紹介していきたいと思います♡

セルフカラーおすすめブランド① Lime Crime

出典: Lime Crime 公式インスタグラム @limecrimemakeup

まずは2008年にロサンゼルスで生まれた大人気ブランド、Lime crime。ここのブランドは”ユニコーンカラー”を売りにしていて、パステル調の可愛らしいヘアカラーが豊富に手に入ります。また、セルフ・インプレッション(自己表現)を大切にしているブランドで、ジェンダーを問わず様々なモデルたちがメイクやヘアカラーを楽しんでいる投稿がたくさん。LGBTQやジェンダーに対して積極的に取り組んでいるアメリカらしいブランドのひとつです。

出典: buyma

Lime Crimeが用意しているユニコーンヘアには、フルカバレッジとティントの2種類があります。フルカバレッジは顔料をより多く含んでいるため、発色が深く強めで色持ちも長く続きます。ブリーチした髪に乗せるとビビッド系統の色味になります。インナーカラーなど、ポイントでカラーリングをするとおしゃれなアクセントに♡

対するティントはリップグロスのように顔料が少なめで色素も薄めに作られているため、発色も優しめで色落ちもどちらかというと早め。ただ、淡いパステルカラーが綺麗に入るためインナーカラーよりも髪全体に様々な色をいれてグラデーションを楽しんでいる人が多い印象。

出典: Lime Crime 公式インスタグラム @limecrimemakeup

ティントは可愛い色味が多く人気なのですが、色落ちが早いのが気になる方はカラーシャンプー、コンディショナーをセットで買うのがおすすめ♡レビューでの評判も高く、使ったあとの髪質にとりこになるユーザーが続出!ツヤがでて髪が柔らかくなると評判です。また、色の持続効果もかなりあるようで、毎日使っている人も。

100%クルエルティフリーのヴィーガン製品ですが価格はとてもリーズナブル。カラーシャンプーとコンディショナーは各$16で、ヘアカラーはフルカバレッジ、ティントともに$17。髪へのダメージが低く色味も豊富でカラーシャンプー&コンディショナーでケアをしっかりすれば色持ちも続くためコスパ最強のブランドです。

セルフカラーおすすめブランド② Tint Rinse

出典: eSalon 公式インスタグラム @esalon

カリフォルニア州エルセグンドにて2010年に創立されたeSalonが手がけているTint Rinseは筆者のおすすめカラーケアブランドのひとつ。eSalonでは、特定のカラー剤を販売するのではなく、ひとりひとりの髪質と欲しい髪の色を考慮してつくるカスタマイズ式ヘアカラーサービスを提供している会社です。

eSalonがプロデュースしているTint Rinseは厳密にはカラー剤ではないのですが、カラー剤のように色が入るティントリンスです。

使い方は至って簡単で、シャンプーをしたあとに毛先から根元に向かってティントリンスを揉み込むように優しく塗布するだけ。筆者の経験上、結構泡立ちがあるため最初に塗布する毛先にはしっかり色が入りやすく、上の方は薄めになりがちなので真ん中から上は少量足してもう一度塗布すると綺麗に色が入ります♡2~3分置いてから洗い残しがないようにすすいで普段お使いのトリートメントやコンディショナーを使います。

筆者はブリーチで色を抜いた際に、コッパーという上から2番目のオレンジ系ティントリンスを3日に1度くらい使って色持ちを維持していました。ティントリンスはカラー剤ではなくカラーリンスなので、色落ちは早いです。落ち方も綺麗なのですが、当初の濃い色を維持したければ3日に1度の使用がベスト!

セルフカラーおすすめブランド③ Arctic Fox

出典: Arctic Fox 公式インスタグラム @arcticfoxhaircolor

ファッションモデルであるクリステン・リアン・モーガンが2014年に立ち上げたLA発のセミパーマネントヘアカラーブランドは生まれてまだ10年も経っていないのに売れ行きが好調なブランド。

人気の秘訣は、発色と色持ちのよさ♡ ヘアカラー市場でもトップクラスのカラー持続性で、日々のヘアケアをどのくらい丁寧に行うかで異なるものの約4~8週間持つのだとか。

アメリカに住む知り合いの美容師さんにArctic Foxを使って染めてもらったことがあるのですが、色が本当に綺麗にでます。これはVirgin PinkとViolet Dreamの2色を混ぜてもらっていて、この時はピンクの配合が多めでした♡ブリーチした髪に乗せるとこのくらい綺麗に発色します。筆者はこの2週間後に海にでかけたため色落ちは早い方でしたが、それでも3週間はこの色が持続。その後も綺麗に色落ちしていき、完全に色落ちをしたのは6週間目くらいでした。ちなみにこのバイオレットの配合を多めにすると、さらに肌に馴染んで血色がよく見えました。16パーソナルカラー診断でビビッドスプリング、もしくはハードオータムの方は相性がいいかもしれません♡

また、Perwinkleというブルーベースのカラー剤とSterlingというシルバーカラーを混ぜたインナーカラーをした時は、ピンクよりも発色がやわらかめだったため落ちも早く3週間くらいでした。それでも、淡い繊細な色がしっかり入るので個人的にとてもおすすめのブランドです!そして、もちろんクルエルティフリー製品です♡

セルフカラーおすすめブランド④ Kristen Ess

最後にご紹介するのはトップヘアスタイリスト、またカラーリストとして22年の専門知識を持った美容師、クリスティン・エスが共同設立したヘアカラーブランド。「使いやすいサロンクオリティ商品を安く提供すること」を目指して始められたブランドなだけあり、よりハイクオリティなカラー剤をLime Crimeと同じ$17くらいの値段で手に入れることができます。

中でもテンポラリリーティントは簡単に髪をトーンアップさせることができる優れもの。濡れた髪にティントスプレーをあてるだけで簡単にローズピンクの色に染めることができます♡

出典: paisleyandsparrow.com

使い方はTint Rinseと同じで、シャンプー後の濡れた髪にスプレーをし、1~2分ほど置いたら洗い流してコンディショナーに進みます。

しっかりローズピンクの色を発色させたいなら、ブリーチした乾いた髪にスプレーをするのがおすすめ!逆に簡単に落とせるようにしたい場合はタオルドライも控えめにスプレーをするといいそうです♡

また、より色持ちが長いカラーコンディショナーも人気。乾いた髪にも濡れた髪にも塗布できます。

濡れた髪に塗布をする場合、髪の地肌の汚れをしっかり落とせるクラリファイングシャンプーをすることをおすすめしています。タオルドライの後、ゴム手袋をしてコンディショナーを髪に乗せ、5~10分ほど置いた後にしっかりすすぎます。

これもTint Rinseと同じくカラー剤ではないため、持続は1~2週間ほどと比較的短め。

それでも塗布している時間が長い分、色は綺麗にだせてクルエルティフリーの認証もしっかり持っているところは高ポイント♡

セルフカラーおすすめブランドまとめ

出典: Lime Crime 公式インスタグラム @limecrimemakeup

今日はアメリカで人気のセルフカラーブランドをご紹介いたしました。街を歩いていると本当にカラフルで個性的な髪色をした人たちがたくさんいて、まさに自己表現に溢れた街だと感じます。学生たちは特にセルフカラー率が高いのですが、ブリーチはサロンに行ってやってもらったという人が多いです。でも1度ブリーチしてしまえばセルフカラーで様々な色を手軽にお安く楽しめるので、とてもおすすめです♡

是非、おすすめしたセルフカラーブランドを使ってヘアカラーの冒険を満喫してくださいね♡

Writer

YURINA

フィリピンでの短期留学を経てアメリカの大学院に進学・在籍中。主な執筆エリアはニューヨーク/ボストン。惹かれてやまないものはレトロヴィンテージ、ネオンサイン、カラースプレー。

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