【ラスベガスで朝食を】アメリカンも唸る行列のできる朝ごはんスポット @ フリーモント通り

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アメリカ人の朝ごはんへの情熱

アメリカンBreakfastというと、大量の料理を思い浮かべるのではないでしょうか。

それもそのはず、アメリカ人は朝ごはんが一番大事という人も大勢いるほど、朝ごはんに情熱をかけているんです!

アメリカでは忙しい平日は軽いシリアルやトーストにコーヒー、というスタイルの人が多いのですが、休みの日は朝から卵にソーセージにハッシュドポテト、オーブンを使ってパンを作ったり朝食を作る過程にも時間をかけてたっぷりと食べるスタイルが伝統です。

日曜日にはお父さんが朝ごはんを作ることになっている家庭も多いそうですよ。

最近では休日はゆっくり寝て、美味しい朝ごはんのお店に家族で行く、というスタイルも人気。

そこで、アメリカ人も唸る、ラスベガスで行列のできる朝ごはんスポットをご紹介します。

ラスベガスに来た際には、ぜひ味わってみてくださいね!


ラスベガスの地元民でにぎわうフリーモントエリア

ラスベガス観光で一番人気の通りと言えばストリップ

豪華なホテルが立ち並び、カジノを求めて世界中から観光客が集まるような場所。

実はラスベガスにはもう一か所有名な通りがあるのはご存知ですか?

ラスベガスには「フリーモント」という地元民の愛する通りがあり、観光客も知る人は知る通りです。

フリーモントを一言で表すとすれば「ArtとMusicに愛された街」。

ストリップ通りよりも落ち着いていて、路上パフォーマンスや雑貨や絵を売るトラックが集まるソウルフルな通り。

夜になると通り自体がライトアップされ、天井を囲む絵も動き出しとってもにぎやかになります。

この通りの一番の特徴はフリーモントの通りを一気に空から滑る、「ジップライン」が有名。

地上7階の高さからロープにつられスーパーマンの様に一気に通り抜けるアトラクションです。

ダイナミックで豪快なこの街は地元民が知るグルメが目白押しです。

ストリップ通りはホテルが立ち並び、本格的なレストランが立ち並ぶ中、フリーモントエリアは食べ歩きのできるスナックや、地元民が気軽に楽しめるバーなんかもそろっていてリーズナブルな印象です。


ラスベガス住民が愛するソウルフード

そんな朝ごはんにうるさい、舌が肥えているアメリカ人がこぞって集まるのがこちらのお店。

フリーモント通りから徒歩で10分ほどの所にあるEAT

名前のEATとナイフのかわいいロゴが目印です。

住所:707 Carson Ave, Las Vegas, NV 89101

Webサイト:https://eatdtlv.chefnatalieyoung.com/

私も何度もリピートしているのですが、朝早くいいってもたくさんの人が集まるほど。

ブランチの時間になると店内はほぼ満席。

席数もかなりあるのですが、外で待つ事になるのでお早めに!

アメリカンBreakfastと言えば甘いパンケーキ系か、ふわっふわのオムレツにベーコンなどのトッピングと大体の場合2種類に分かれています。

こちらのお店ではパンケーキ系メニューも、Savory(風味のある)オムレツ系のメニューも充実しているんです!

私は優柔不断なので、注文までに時間がかかりました。

お店の一番の特徴はそのボリューム。

さすがアメリカ、というほどとっても食べ応えのある料理ばかりなんです。

*アメリカのお店ではほとんどが持ち帰り用のBOXをもらえるので安心です

このお店に来たら一度は食べたいのは、名物の「Devilled Egg (悪魔の卵)」。

ゆで卵の黄身部分をくり抜いて、ピクルスやマヨネーズなどの食材と混ぜたもの。

主にヨーロッパや北アメリカで人気の料理です。

アメリカではイースター(復活祭)の時期に卵の再生の意味にちなんで食べられており、そのスパイスが効いた味と悪魔がささやくほど美味しいというのが名前の由来です。

ホームパーティーなどでも前菜に食べられるほど人気の料理ですが、このお店の物は一味違います。

ゆで卵を揚げて、中身には朝食の醍醐味ベーコンや数種類のスパイスが効いていて、ほおばるとピリッとしたアクセントが特徴。少し朝ごはん風にアレンジされているのが特徴。

病みつきになる味わいで、これを求めに朝から並ぶ人もいるほど。

このお店が人気な理由はシェフ、Natalie Young(ナタリー・ヤング)。

数々の有名店のオーナーシェフを輩出し、世界中のレストランを見て回った人物。

20年以上シェフを続けている彼女は「身近な人にシンプルで、ソウルフルで、質のいい食事を届けたい」の思いから、レシピの考案、自らも監修をする情熱的な料理人なのです。

お店では月ごとに彼女の考案メニューを味わえることも特徴的。

フリーモントに愛された、そんな一品をぜひ味わってみてください。


Writer

CHIKAKO

高校時代にNZに留学。大学ではロシア語学科在学。在学中にロシア留学、世界半周旅行を達成した好奇心旺盛お祭りガール。現在アメリカ、ラスベガス在住の新米日本人妻兼日本語教師。

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