ロサンゼルスで有名なパン屋さん:ラブレアベーカリーカフェ La Brea Balery Cafe の食パン!コストコでも買える!?

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最近、見ていた小洒落たアニメの舞台が架空のヨーロッパの国で、主人公がよく町のベーカリーで食パンを買い、家に帰ってトースターで焼いて食べていました。

その影響を直に受けてた私は、どうしても食パンが食べたくなり、美味しい食パンを買いに向かったのは、ラブレアベーカリーカフェ( La Brea Balery Cafe )です。

ラブレアベーカリーカフェは、ロサンゼルスのラブレア(La Brea)というエリアにあります。

ラブレアは、ハリウッドとビバリーヒルズの間ぐらいに位置しており、LAで流行りのレストランや、これから来るぞという新進気鋭のデザイナーによるインテリア用品、ファッションのお店がたくさん立ち並んでいるエリアです。

ちなみにこの、La Breaはスペイン語で(タバコの)タールという意味だとか。おしゃれな街にちょっと意外な通りの名前。

ラブレアベーカリーカフェは、ラブレアベーカリーが経営しているベーカリーでありレストランです。

本店であるラブレアアベニューの店舗以外にも、アナハイムにあるダウンタウンディズニーに1店舗、他にもJFK空港などに店舗を構えています。

また、LAでよく見かける大型スーパーマーケット、ラルフス(Ralphs)にもラブレアベーカリーのパンが販売されています。

そして、なんとコストコにもあるそうですよ!(店舗によって販売していない場合があります)

ラブレアベーカリーができたのは1989年。

創始者はLAの有名レストランでパティシエをしていたナンシー・シルバートンさんです。生まれも育ちもLAで生粋のエンジェリアン。

全米一のパン職人と呼ばれており、彼女が出版したパンのレシピ本は日本でも売られています!

そんなナンシーさんが作ったラブレアベーカリーは、設立してから30年以上たっていますが、今でも地元の人に愛されるだけでなく、観光でLAに来た人もよく利用されるそうです。

そのため、ラブレアベーカリーはLAで一番有名なベーカリーと呼ばれています!

さらに、アメリカの料理専門ケーブルテレビ局Food Networkによって全米で最高のベーカリーにも選ばれたそうです。全米屈指の有名なベーカリーなんですね。

では早速、ラブレア通りにある本店のラブレアベーカリーカフェをご紹介します。

日本の有名なベーカリーはデパートの中や大きなビルの中にあったりするので、こういった大きな独立店舗のお店は、土地の広いアメリカならでは、なのかもしれません。

このカフェは、レストランも併設されており食事もできます。ですが、今回はパンを買いに来たのでベーカリーの方へ。

木を基調とした店内。外に面した壁が全面ガラスなので、陽の光が差し込んでいます。

木彫の店内と非常にマッチして、温かみのある雰囲気に包まれているようです。

壁に掲げられている黒板の看板には、

”ラブレアベーカリーで焼かれているパンやペストリーは、オーガニックの小麦粉と最高の材料で作られています。パンはお店の中で毎日焼いています。”

と書かれています。

こちらが、ラブレアベーカリーで販売されているパンたち。

日本のパン屋さんではあまり見かけない?パンが多いような気がしませんか?

日本だと惣菜系のパンや菓子パンが数多くならてありますが、こちらはシンプルなパンが、ずらっと並んでいます。

アメリカンサイズで、どれも大きい!

いくつかパンをご紹介します。写真中央右にある大きな丸いパンが、ローズマリーオリーブオイル。これはローフと呼ばれる種類です。ローフとは、ひとかたまりのパンという意味。その名前の通り、丸いクッションのような形をしてますね。

ローズマリーオリーブオイルは、ローズマリーの小枝とエクストラヴァージンオイルがふんだんに使われているパンです。このパンは、ラブレアベーカリーが開店当初から販売している商品でもあります。

写真中央上にあるのが、ハニーホールウィートのサンドイッチパン。全粒粉でハチミツが使われているサンドイッチパンです。サンドイッチパンはサンドイッチ専用のパン。このパンで作るサンドイッチは、チキンサラダがオススメだそうですよ。

写真の下の方にある細長いパンがバゲット。フレンチバゲットとサワードゥバゲットです。バゲットは日本でフランスパンと呼ばれている、細長くて表面部分がカリッとしたパン。

本当の意味でいうと、フランスパンとはフランスの製法で作られているパン全体を指すので、バゲットはフランスパンの一種です。

バゲットのフランス語で、意味は”杖”。まさに、その通りですね。

お店の端っこに、焼き上がりのバゲットが、積み上げられていました。美味しそう。

他にもイタリアのパンであるチャバッタや、フルーツとナッツのパン、本日のパンが販売されています。

その日ごとに並べられるパンの種類は変わり、また季節によって登場するパンもあります。

こちらはペストリー。お惣菜パンや、甘いパンです。

ハムとチーズのクロワッサンやターキーのクロワッサンなどの惣菜系パン。

マフィンなどの甘いお菓子が店頭のショーウィンドに並べられています。

どれもこれも、”今さっき焼きあがりました!出来立てです!”といった感じで美味しそう。

パンの他にも、ハチミツやオリーブオイルが販売されています。

オリーブオイルは、ラブレアベーカリーのロゴであるbマークが大きく印字されていて、可愛い。

お手土産にしたら喜ばれそうですね。

さて、私がこの日に購入したのは、サワードゥサンドイッチブレッドです。

サワードゥとは酸味のあるパンのこと。日本ではあまり馴染みのない酸っぱいパンです。

クラムチャウダーのはいってるパンの味といったらわかりやすいかもしれません。

この細長い山形の大きなパンの塊は、お願いすれば店員さんがスライスしてくれます。

お値段は10ドル。

食パンに10ドル、と思うと、贅沢しているなあ、とも思いましたが今や全米で有名なベーカリーのパンですし、そもそもこの量。

多い!10ドルで安いくらいかもしれませんね。焼いて食べてみたところ、美味しい。すごく美味しい。

バターつけるだけでとっても美味しい。

実は、私はサワードゥブレッドがちょっと苦手でした。なぜサワーブレッドを買ったのかと言いますと、店員さんにサンドイッチパンが欲しいといったら出てきたのがこのパンで、ホールウィートのパンだとばかり思っていたら、、後で食べて、”酸っぱい!あ、これはサワードゥだ!”と気づきました。

しかし、本当に美味しかったので、サワードゥが苦手な方もラブレアベーカリーのパンなら美味しくいただけるかと思います!

普段は、Trader Joe’sで食パンを買っていて、結構満足をしていたのですが、やっぱりベーカリーのパンはちょっと違うなぁと思いました。

美味しいパンが食べれるので、朝食が楽しみになっている今日この頃です。

どのパンも情熱と愛情を込めて作っているラブレアベーカリー。

この記事を書くために、ラブレアベーカリーのホームページを読み込んだのですがパンに対する情熱と愛情、ひしひしと感じました。

近くにお立ち寄りの際は、と言うより、あえて行ってみることをお勧めします!

La Brea Balery Cafe

住所 468 South La Brea Avenue Los Angeles, California 90036

HP:https://www.labreabakery.com/

HP:https://www.instagram.com/labreabakery/

営業時間:月曜日ー日曜日 7:00am – 8:30pm

Writer

NATSUVISTA

LAと東京を拠点に活動している映像ディレクターです。映画大好き。夢は何でもいいからハリウッド映画で働くこと! 素敵なカフェを常に探しています。

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