NYでお花見?ルーズベルトアイランドに行ってみよう!

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ニューヨークこんにちは!国際線客室乗務員のShinaです!

みなさんニューヨークにあるルーズベルトアイランドという小さな島をご存知ですか?

マンハッタン島とクイーンズの間に位置する中洲のような細長い島です。

お天気の良い日はニューヨーカーたちに人気のお散歩コースになっていますが、まだまだ日本人観光客にはあまり知られていない穴場スポットなのです。

アメリカで桜といえばワシントンD.Cやセントラルパークの桜祭りが有名ですが、このルーズベルトアイランドでも桜を堪能することができます!

東京で桜が満開の時期にちょうどフライトが重なりお花見できず悲しさいっぱいだったのですが、このルーズベルトアイランドでお花見ができるということで行ってみました。


目次:

1 ルーズベルトアイランドの小噺でもしつつ

2 ニューヨークで唯一のトラムに乗って

3 のんびりお花見でもしましょう♪


 1, ルーズベルトアイランドの小噺でもしつつ

 ルーズベルトアイランドの人口はおよそ9600人、ニューヨーク州のマンハッタン区に属する小さな島です。

島の名前はご存知アメリカ大統領フランクリン・D・ルーズベルトにちなんで付けられています。

島へは地下鉄に乗って行くか、アッパーイーストサイドにあるニューヨーク唯一のトラムに乗って行くことができます。

2000年ごろからニューヨーク州による都市開発が進み高級住宅地へと変貌を遂げ、今ではその治安とアクセスの良さから日本人駐在員も多く住んでいるそうです。

また最先端の科学研究所の建設などが進められており、今後アメリカにおける第二のシリコンバレーになると言われています。

実はこのルーズベルトアイランドにはちょっと不気味な歴史があります。

今でこそ桜の名所であり治安も良い高級住宅地として家賃の上昇を続けていますが、元々この島は精神病院・刑務所・天然痘の病院があった場所なのです。

つまり精神病や天然痘の患者・犯罪者を隔離するための島だったのです。

島の南端にあるレンウィック天然痘病院は廃墟となっていますが、現在では跡地の開発も予定されており夜にはライトアップされているそうです。(怖っ)

この病院では昔多くの人が亡くなっており、アメリカで最も幽霊の出る「ゴーストスポット」と言われています。


2, ニューヨーク唯一のトラムに乗って

shina-3-2そんなことはさておき(笑)

次にニューヨーク唯一のトラムについてご紹介します。

ルーズベルトアイランドへの行き方は2種類あり地下鉄かトラムウェイと呼ばれるこのゴンドラに乗って行くのですが、是非トラムに乗ってみてください。

アッパーイーストサイドにあるトラム乗り場から2.75ドルで乗車でき、ゴンドラ内からはマンハッタンの景色を空中から一望することができます。

クイーンズボロブリッジ沿いを運行しており、マンハッタンをいつもと違う角度から写真に収めることのできる乗り物です。

このトラムは映画『レオン』や『スパイダーマン』のロケ地として知られており観光客に大人気なのですが、もちろん住民のマンハッタンへの通勤にも使われています。

トラム内は空調が無いので夏場は非常に暑いそうです。それでもここから見えるマンハッタンの景色は格別に美しく、トラムに乗るだけでも十分に価値はあります。

トラムに3分ほど揺られると、もう目の前にはルーズベルトアイランドが見えています。ニューヨーク


3, のんびりお花見でもしましょう♪

ニューヨークの桜の見頃は4月中旬から5月初旬と言われており私が行った時はまだ八重桜は少ししか咲いていませんでしたが、ソメイヨシノは満開を迎えていました。

トラムを降りるとすぐ側に安心安定のスターバックスがあります。

ルーズベルトアイランドにはあまりスーパーマーケットが無くレストランも目ぼしいところはありません(涙)

ちょっとしたお弁当や美味しいパンはマンハッタン側のトラム駅周辺にたくさんあるので、そちらで購入して来ることをおすすめします。

イーストリバー沿いの桜並木道には立派なソメイヨシノが咲いており、マンハッタンを背に桜と川のコラボレーションを楽しめます。ニューヨーク島の中へ歩いて行くと、カフェやレストランに囲まれた小高い広場があります。

小さな子供を連れた家族やカップルに混じり、桜の木の下に腰を下ろしてのんびりコーヒーでも飲みながらお花見をしましょう。ニューヨークまた桜の時期には2012年に完成したばかりの公園フランクリン・D・ルーズベルト・フォー・フリーダムズ・パークで桜祭りが開催されているそうです。

桜祭り以外にも様々なイベントが開催されるそうなので、訪れる際はホームページを確認すると良いかもしれません。

https://www.fdrfourfreedomspark.org/ニューヨークルーズベルトアイランドにはこれといって観光地はありませんが(肝試しがお好きな方を除いて)マンハッタンの喧騒に少し疲れたらここルーズベルトアイランドに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか♪

Writer

SHINA

現役国際線客室乗務員。外資系ホテルから外資系客室乗務員へ転職。
日々時差と戦いながら(全敗)心身ともに健やかになりたいと願う30代独身。

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