ステーキやハンバーガーだけじゃない!日本でも作れる美味しいアメリカの家庭料理をご紹介★

Writer:

アメリカの家庭料理について

アメリカ料理と聞いて、まず何を思い浮かべますか?

多くの人は、ステーキやハンバーガー、フライドチキンやピザといったような、高カロリーでガッツリとした食事を想像されるのではないでしょうか。

確かに、アメリカでよく食べられている料理は、肉を中心としたボリュームのあるものが多く、ファストフードの飲食店もたくさん見られます。しかし、もちろんそれが全てではありません。

アメリカは、世界最大の移民の国として知られています。そのため、アメリカ料理は世界各国から移り住んできた移民と、先住民の食文化が混ざり合ってうまれました。

国土がたいへん広く、それぞれの地域やそこに住む人々のバックグラウンドによって、実に様々な料理が食べられています。

各地域ごとに郷土料理があるのも特徴ですが、一般的にアメリカの伝統的な料理というと、アメリカで最も歴史が古い、北米のニューイングランド地方の料理があげられることが多いです。

アメリカはもともとイギリスの植民地であったため、アメリカ料理はヨーロッパの食文化の影響を大きく受けているのです。

日本の食卓では、特に和食の場合、主菜や副菜をそれぞれ別々の器に盛り、ご飯とお味噌汁に漬物、という定食スタイルが基本です。

一方アメリカでは、メインディッシュもサイドも大皿でテーブルに並べられ、各々で取り分けて食べます。

ホームパーティーが盛んで、誕生日や感謝祭、クリスマスなどといった行事では、いろいろな大皿料理が並びます。

家族や親しい友人が集まる際は、それぞれが料理や飲み物を持ち寄ることも多いです。

アメリカ家庭料理でよく作られるもの

実際にアメリカの家庭でよく作られている料理を紹介します!

ポットロースト

塊肉を、野菜やハーブなどと一緒に鍋でゆっくり時間をかけて調理する、伝統的な家庭料理です。

牛肉、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもが入っていることが多いですが、特に決まったレシピがあるわけではありません。

肉の種類も、一緒に入れる野菜も、味付けも、各家庭によって様々です。

マカロニチーズ

その名の通り、茹でたマカロニをチーズソースで和えたもので、アメリカの子どもたちが大好きな味。

マカロニと粉末のチーズソースの素が箱入りになったものを常備している家庭が多いですが、家族そろっての夕食やおもてなし料理のサイドには、ホワイトソースからチーズソースを手作りすることもあります。

数種類のチーズを混ぜたり、他の食材をトッピングしたり、仕上げにグラタンのようにオーブンで焼いたり、色々な作り方があります。

チキンヌードルスープ

日本では、風邪をひいたり体調が悪い時の食事といえば、おかゆ、うどん、すりおろしりんごなどが定番ではないでしょうか。

アメリカの定番は、チキンヌードルスープです。チキンと香味野菜を煮込んで、太いスパイラル状のエッグヌードルや、ショートパスタを加えたものが基本です。栄養たっぷりで消化もよく、体の温まる優しい味のスープです。

ローストチキン、ローストターキー、ベイクドハム

感謝祭やクリスマスによく作られます。丸鶏や骨付きのハムを豪快にオーブンでローストする調理方法は、まさしくアメリカならではの料理と言えるのではないでしょうか。

夏は庭でグリルを使ったバーベキュー料理、冬はオーブンを使ったロースト料理が多いです。

近年のヘルシーブームから、野菜や植物性タンパク質を中心としたベジタリアン料理や、ビーガン料理も人気が出てきており、家庭での食事に取り入れる人も増えてきています。

アメリカでよく使われるキッチン用品

アメリカの家庭は多くが共働きです。そのため、調理を手助けしてくれる便利なキッチン用品は、大変需要があります。

近年特に人気なのが、インスタントポットというマルチ電気圧力鍋です。2010年にカナダやアメリカで販売された後、口コミで徐々に売り上げを伸ばしてきました。

人気の理由は、何と言ってもその手軽さ。スイッチを押したら放っておくだけ、しかも火を使わないので安心です。

炒める、煮込む、蒸す、といった基本的な調理はもちろん、ご飯を炊いたり、ヨーグルトや、なんと納豆まで手作りできてしまいます。

スロークッカー機能と圧力鍋機能があり、必要に応じて使い分けることで、手間をかけずに美味しい料理を作ることができます。

AmazonUSA

混ぜる、こねる、泡立てるといった作業を短時間で行える、スタンドタイプの電動ミキサーもよく使われています。

中でもキッチンエイド社のスタンドミキサーは、見た目もおしゃれで、機能性も抜群です。

お菓子やパン作り、普段の料理はもちろん、種類豊富なアタッチメントを付け替えれば、パスタ、ソーセージ、アイスクリームなども簡単に手作りすることができます。

AmazonUSA

その他にも、野菜などの具材を細かく刻んだり、ピューレ状にすることができるフードプロセッサーや、冷凍した果物や野菜と、水やヨーグルトなどを混ぜてスムージーを作る、パワフルなジューサーなども、アメリカのキッチンでよく目にします。

日本でも作れる美味しいアメリカ料理

アメリカの家庭料理には、日本でも簡単に作れるものがたくさんあります。

ポットロースト

先ほど紹介した通り、アメリカの家庭でよく作られている料理です。

インスタントポットを使えば、手間なく簡単に作ることができます。スロークッカー機能なら、朝出かける前に食材や調味料を入れてスイッチを入れておくだけ。

低温で長時間じっくり調理するので、夕方家に帰ってくる頃にはちょうど食べごろになっています。

圧力鍋機能なら、短時間で調理できるだけでなく、旨味もしっかり凝縮され、食材の煮崩れもありません。

冷蔵庫の余った野菜でも作れますし、残りは翌日カレーにリメイクすることもできます。

ミートボールパスタ

日本でもパスタは子どもから大人まで人気ですよね。

アメリカの定番は、大きなミートボールが入ったトマトソースのパスタです。キッチンエイドのスタンドミキサーを使えば、ミートボールのタネも手を汚さずに簡単に作れてしまいます。

フードプロセッサーで細かくした野菜を入れれば、一皿で栄養もたっぷり、食べ応えのあるパスタになります。

お菓子&パン

アメリカの定番スイーツといえば、カップケーキ。

ケーキの上に飾り付けられるクリームはフロスティングと呼ばれ、バターやクリームチーズがベースになっています。

舌触りの良い滑らかなクリームにするためには素早く力強い泡立てが必要ですが、キッチンエイドのスタンドミキサーがあれば、あっという間に出来上がり!

他にも、大きなチョコチップが入ったクッキーや、ふわふわのシナモンロールなどは、日本でもおなじみではないでしょうか。

子どものおやつに、小腹がすいた時の軽食に、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょう?

Writer

SAM

ロサンゼルス在住。アメリカ人の夫、娘2人の4人家族。趣味はサーフィンと料理&お菓子作り。アメリカのカルチャーや観光スポットなどの情報をお届け。

記事を読む

Related Posts

SCROLL TO TOP