【コロラド州】アメリカで住みたいエリア第2位に選ばれた人気都市デンバーの魅力

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出典:@slowfoodusa

コロラド州の最大都市であるデンバーは、アメリカの住みたい都市ランキングで第2に輝いたこともある人気沸騰中のエリア。

デンバーの最大の魅力は、大都市にいながらにして自然を感じられるところ。高層ビル群と山々が同じ景観の中に存在するとてもユニークな都市です。都心の利便性や洗練された雰囲気を感じながらも、豊かな自然の中で深呼吸し自分を解放できる、最高に魅力的なデンバー。

そんなデンバーのリアルな魅力を、在住の筆者がご紹介します。

デンバーの都会ならでは!フォトジェニックなオシャレスポット

Rinoエリア

リバーノースアートディストリクト、通称Rino(ライノ)のと呼ばれるこちらのエリアは「Where art is made(アートが生まれるところ)」と称され、アーティスティックで若者の活気に満ちたエリア。歴史的な倉庫や工場などの建造物を使用した、ジャズバー、レストラン、カフェ、ブルワリー、アートギャラリーなどが密集しています。また、至るところで目に飛び込んでくるカラフルで斬新なストリートアートも見どころの一つ。

Rinoのシンボルマークのサイ 出典:@vibdenver
Rinoエリアにあるセントラルマーケット横のストリート 出典:@ rinoartdistrict
Rinoエリアのストリートアート 出典:@ thisisrinodenver

ラリマースクエアエリア

デンバー発祥の地とも言われるラリマースクエアエリア。市内で最も古い商業地区として知られ、市内で初めて歴史地区に指定された場所でもあります。ショッピングや食事はもちろん、1850年代当時の街並みを感じさせる建造物の趣ある景観を眺めながらぶらぶらしているだけでも楽しめるエリア。

出典:@larimersquare

チェリークリークエリア

デンバー最大級のショッピングモールや高級店がひしめくチェリークリークエリア。上品な雰囲気の中で、質の良いお買い物や食事が楽しめます。

チェリークリークショッピングセンター内の一角 出典:@cherrycreekshoppingcenter
チェリークリークノースのショッピングストリート 出典:@cherrycreeknorth

ユニオンステーションエリア

デンバーのシンボリックなスポットの一つ、ユニオンステーション。国家歴史登録財に登録されていて、シカゴとサンフランシスコを結ぶアムトラックの長距離列車カリフォルニア・ゼファー号も停車するステーション。付近には、オシャレなホテルやレストランやショップが点在します。

ユニオンステーション 出典:@denverunionstation
ユニオンステーション内のデリカテッセン 出典:@denverunionstation
ユニオンステーション内のバー 出典:@denverunionstation

デンバー美術館

斬新なフォルムの建物が印象的なデンバー美術館。シカゴ~西海岸間にある最大級の美術館の一つ。世界中のカルチャーを垣間見ることのできる、7万点以上の作品からなるグローバルアートコレクションを展示しています。デートにもうってつけのスポット。

出典:denverartmuseum

デンバーにある洗練されたレストラン

デンバーのシェフは、ニューヨークやシカゴに匹敵すると評する人もいるくらい、デンバーには洗練されたレストランが存在しています。

筆者は食べ物にかなりこだわりがあり、かなり辛口。ですが、そんな日本人のこだわり派でも「美味しい」と思うクオリティの高いレストランが存在するのもデンバーの魅力。

1,The Wolf’s Tailor

Bon Appétitで全米の新しいレストランベスト10(2019 年)入りしたThe Wolf’s Tailor。イタリア料理と日本料理の見識が深いシェフが織りなすユニークなメニューの数々。こちらにはOmakase-Styleというコースがあり、味も見た目も印象的なお料理を日本の懐石料理のように何品も堪能できます。

2,the FIFTH STRING

アメリカ料理のレストランと紹介するのがもったいないと感じるほど、繊細で彩り豊かな料理を堪能できるthe FIFTH STRING。そして日本人であればすぐに、シェフが日本料理にインスパイアされていることに気が付くはず。「ホームメイドポン酢」を使用した鮮魚のカルパッチョや「ジャパニーズカツカレー」など、日本料理のすばらしさを存分に生かしたメニューをはじめ、シェフの遊び心溢れる逸品は心もお腹も満たしてくれます。

デンバーの自然豊かな癒しスポット

広々とした公園が点在

徒歩圏内にグリーンが広がる大きな公園があるのは、大都市にいても窮屈な気持ちになったり息が詰まったりしない理由の一つ。

暖かくなってくると芝生の上で寝転ぶカップルや、バレーボールなどのスポーツで汗を流す若者、犬を散歩する人たちなどで賑わいます。

ユニオンステーションから徒歩10分ほどで到着するコモンズパークは、広々とした芝生が広がり、パーク内の川沿いはウォーキングやサイクリングにもうってつけ。

こちらもデンバー市内にあるワシントンパークは、大きな湖と季節ごとに色を変える木々が美しいスポットです。

出典:@washington.park

ローカルの新鮮な食材を入手できるファーマーズマーケット

春になるとデンバー市内外含めあちこちでファーマーズマーケットが開催されます。秋口まで毎週開催されるファーマーズマーケットでは、地元のファーマーから採れたての新鮮な野菜を購入することができます。

アメリカでは「You are what you eat(あなたは、あなたの食べたもので出来ている)」などと言いますが、自然の恵みがギュッと詰まった新鮮な旬の野菜を食べられることは、健康にとっても美容にとっても嬉しいことです。

アウトドアアクティビティスポット

デンバーは降雪量が多く山々に囲まれているので、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツで有名ですが、それ以外にも様々なアウトドアアクティビティが。パーク沿いのトレイルをウォーキングやサイクリングをしたり、キャンプなども近場で気軽に楽しめます。

また、数多くのハイキングスポットがあり、難易度も様々なので、初心者でもハイキングに挑戦できます。澄み切った空気を吸いながら見る山頂からの眺めは、心を洗い流してくれるかのよう。

ボルダーマウンテンパーク(デンバーから車で約30分)のハイキングコース山頂からの景色

また、少し足を延ばせばロッキー山脈国立公園で壮大な自然に触れることもできます。美しい湖や滝、それらを囲むように連なる山々の景観は、日々の喧騒を忘れさせてくれる圧巻のスケール。乗馬も体験できます。

出典:@rocky.mountain.national.park

デンバーの魅力まとめ

いかがでしたでしょうか?

デンバーは、アメリカの中でも最も晴れの日が多い都市のひとつでもあります。日照時間も長く、夏は8時を過ぎても明るい日も。天気が良くて空が明るいと、自然と気持ちも明るくなるもの。

都心の魅力、自然の癒しを合わせもつデンバー。お越しの際は是非、欲張りに都会の遊びも自然の癒しも堪能してくださいね!

Writer

AMENEW 編集部

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