【ワシントンDC】走りながら楽しめる!ランニングスポット☆映画ロケ地や飛行機が見える場所も!
- 2022年04月16日
- アウトドア
Writer: MISHA
みなさん休日は何をして過ごされますか?お友達とランチに出かけたり、ピクニックにでかけて公園でゆっくりしたり、お家でリラックスして映画を楽しんだり、余暇の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、たまには運動してみるのもいかがですか?
ワシントンDC近郊には政府で働く公務員が多いです。そのため週末には体を動かすためにランニングをしている人を多くみかけます。普段机に向かって行う事務作業が多い分、健康維持にも心がけているワシントニアンには運動できる環境が大切になってきます。
そんな背景もあってワシントンDCにはたくさんのランニングスポットが存在します。さらにそのランニングコースには様々なエンターテインメントが散りばめられているので、走るだけでなく、休憩する時も楽しめます!
今回は普段ランニングをしない人でも、思わずランニングにでかけてしまいたくなるような、ワシントンDC近郊のおしゃれなランニングスポットを紹介します。
ワシントンDCランニングコース① Mount Vernon Trailマウントバーノントレイル
このトレイル北はルーズベルトアイランド、南はマウントバーノン邸宅(初代大統領ワシントンの邸宅)まで南北に走る18マイル(約29Km)続く舗装されたトレイルです。他の短いトレイルとも交差しており、道が交差する地点も多く、一番身近で簡単に訪れやすいランニングスポットとして人気があります!
ワシントンDCとヴァージニア州を隔てるポトマック川に沿ってトレイルが作られていて、ランニングだけでなく、ウォーキングやサイクリングで利用する人もたくさんいます。
マウントバーノントレイルの特徴は、南から北にランニングする際に見える、首都の景色です。一番高いワシントンメモリアルを中心に、リンカーンメモリアルや、ポトマック川にかかる橋などを眺めることができ、アメリカの首都を遠くから眺めながらランニングすれば、いつもなら少し辛いランニングでも楽しくできてしまいそうです!
またトレイルの中間地点にある「フライトパーク公園」では、近くにあるドナルド・レーガン空港(通称DCA)に駐機しているアメリカン航空の飛行機や、次々と離着陸する飛行機の様子が観察できます。
この公園にはよく人が集まって、ピクニックをしていたり、頭上をすごい迫力で通過する旅客機を眺めているのを見かけます。何度訪れても迫力のある飛行機には圧倒されます!ランニングの休憩地点として立ち寄ってみるのもお勧めです☆
ワシントンDCランニングコース② Anacostia Riverwalk Trailアナコスティアリバーウォークトレイル
先ほどのマウントバーノントレイルがDCの南西にあるのに対して、南東に位置する、アナコスティア川に沿って作られたのが、アナコスティアリバーウォークです。DCの南東の地域は近年再開発が進んできており、新しい新興地域として注目されているエリアです。
このトレイルもとても長く20マイル(約32Km)続いているので、途中でウォーキングに切り替えたり、カフェに立ち寄ったりと、自分のペースで楽しむことができます。
このトレイルの途中にはCapital Riverfront(キャピタルリバーフロント)と呼ばれるエリアがあり、ピクニックできる公園だったり、ペットの犬と楽しめるドッグランだったり、様々な施設が整っています。週末にはヨガ教室などのイベントも開催されて、人々の行き交いが絶えない市民の憩いの場となっています。
キャピタルリバーフロントにあるヤーズ公園は水と入り組んだとても美しい公園で、天気の良い日の夕方には夕焼けが水面に反射してとても幻想的な雰囲気になります。
写真の橋はヤーズ公園にある「ヤーズパークブリッジ」と呼ばれる橋で、現代的な橋の美しい造形が特徴的です。この公園の一つのモニュメントになっています。
新興エリアなだけあって、近代的なおしゃれな雰囲気の漂う建造物が多いので、モダンな雰囲気の中を走りたい時には最高です!
ワシントンDCランニングコース③ National Mall(ナショナルモール)
ナショナルモールと最初に聞いて「ショッピングセンターで走るのか?」と思った方もいるかもしれませんが、ワシントンDCで「モール」と言えば、博物館や記念碑など歴史的なモニュメントが立ち並ぶ、記念公園のことを指します。
ナショナルモール自体は本当に大きな記念公園で、東京ドーム約12個分の広さです!首都にこれだけの敷地の公園を用意できるのも、アメリカならではだと感じます。
ナショナルモールは自然もたくさんあり季節ごとの花も咲くので、いつ訪れても楽しめる記念公園で、遊歩道も整備されているので、走りやすい環境に整えられています。
特に3月下旬から4月は日本からアメリカの友好印として贈られた、ソメイヨシノが咲くので、桜並木をランニングすることができ、アメリカでそのような体験ができるのはナショナルモールだけです!
西から東に走るとリンカーン記念堂、第二次世界大戦メモリアル、ワシントン記念堂、スミソニアン博物館群とそれぞれ必見スポットが出てくるので、全て眺めながら走ると少し歴史を勉強したような気分になれます。ランニングしながら歴史に思いを馳せるのは少しロマンティックですね!
公園内には湖があったり、噴水があったり、ベンチも置いてあるので、疲れたら休憩できるスポットもたくさん用意されています。
観光で訪れる人も多いですが、地元のワシントニアンにも愛される、ランニングスポットです!
ワシントンDCランニングコース④ Georgetown Waterfront ジョージタウンウォータフロント
ジョージタウンはワシントンDCの西に位置する歴史的なエリアで、大物政治家が訪れるような老舗レストランや、おしゃれなカフェなどが立ち並ぶ商業地区です。
近くには有名私立大学のジョージワシントン大学があるため、学生や若者でバーがにぎわっていることもあったり、川沿いのカフェでお茶をしている奥様を見かけたり、老若男女、皆が楽しめるエリアです。
そのジョージタウンの南には川があり、その川沿いがジョージタウンウォータフロントと呼ばれています。
夏には噴水が涼しく気持ちよく感じられ緑も多くランニングにも最適ですが、冬もスケートリングが併設されたり、ライトアップされたりと、季節を通して楽しめるように工夫されたエリアです。
ジョージタウンウォータフロントでランニングしていて一番目に入るのは、ヴァージニアとワシントンDC
を結ぶKey Bridge(キーブリッジ)と呼ばれる橋です。
橋のアーチが美しく、近くで見るとその重厚感に圧倒されます!
橋の向こう岸に見えるビル群はRosslyn(ロズリン)と呼ばれる地区で高層ビルが立ち並んでいます。ワシントンDCではワシントンモニュメントより高い建築物の製造が許可されていないので、ここから見えるロズリンの高層ビル群の景色はとても貴重なものです。
橋の上もランニングすることができ、橋から眺めるDCの景色もなかなか見ごたえがあるのでお勧めスポットです。
またさらに橋を越えてジョージタウン大学の方まで進むと、ちょっと有名な長い階段があります。
ホラー映画の「エクソシスト」をご存じでしょうか?そのエンディングの最後のシーンで霊に取りつかれた人がこの階段から転げ落ちるシーンがあり、この階段は正にその映画の撮影で使われた階段です。
そのため「エクソシストの階段」として知られており、映画のロケ地として訪れる人も多いですが、急な階段のため、この階段を昇り降りしてトレーニングをするランナーも結構いて、ランナーも観光客も集まるちょっとした話題性のあるランニングコースです!
もしジョージタウンに走りに来るなら是非本物の階段を自分で駆け上がってみてくださいね。くれぐれも転落しないようにご注意ください!!
以上ワシントンDC近郊のランニングスポットをご紹介しました。ただ走りやすいだけでなく、エンターテイメント性を兼ねそろえた楽しめるトレイルですので観光で訪れるのも楽しいと思います。
ランニングでなくて、ウォーキングでも自転車を借りて少し走るだけでも、ワシントニアンになった気分になれますので、お越しの際は是非お試しください!