時短を助ける便利なアイテムがいっぱい!アメリカのキッチン家電
Writer: SAM
アメリカのキッチン家電の特徴
アメリカのキッチン家電は、大型と小型の2種類に分けられています。
大型キッチン家電は、冷蔵庫、コンロ、オーブン、食洗器、電子レンジという、キッチンになくてはならない家電のことを言います。料理をする、しないに関わらず、基本的にどの家庭にもあるものです。
アメリカのキッチンには、この5つの家電を置くスペースがあらかじめ設けられており、そのほとんどがはめ込み式です。
そのため、ブランドにかかわらず、各家電が大体同じような大きさをしています。
賃貸では、大型家電は備え付けの場合もあります。シルバー、白、黒の3種類の色が9割を占めているので、ブランドが違っても、色味を合わせてキッチンの統一感を出すことができます。
小型キッチン家電は、キッチンのカウンターの上に置かれていたり、使うときに出したりします。
トースターやコーヒーメーカーは、日本家庭のキッチンでもよく使われますよね。
その他、ミキサー、フードプロセッサー、ブレンダーのように調理の下準備に使うものや、電気圧力鍋、スロークッカー、エアフライヤーのような加熱調理をするものがあります。
大型家電と比べると、デザイン、色、大きさなど、種類も豊富です。” https://www.williams-sonoma.com/
アメリカのキッチン家電は何が人気?
コーヒーメーカー
アメリカ人はコーヒーが大好き。
スターバックスなどのコーヒーショップが、日本のコンビニのように立ち並んでいるところもあります。
家でコーヒーをいれる人も多く、ドリップ、シングルサーブ、エスプレッソなど、一家に一台、もしくは用途に合わせて複数のコーヒーメーカーを使っている人もいます。
” https://www.williams-sonoma.com/
スタンドミキサー
お菓子やパン作りはもちろん、料理にも使えて、作業の効率アップに大活躍する家電です。
中でもキッチンエイド社のスタンドミキサーは、丈夫で機能性も抜群なうえ、見た目もおしゃれなため大変人気です。
” https://mashable.com/shopping/
スロークッカー
電力で加熱をする、鍋型調理器具です。沸騰する直前の温度でゆっくり時間をかけて調理するので、煮込み料理を作るのに適しています。
食材と調味料を入れたら、あとはスイッチを押すだけ、という手軽さもポイントです。
火を使わないので放っておいても安心、出かけている間に料理が出来上がります。
アメリカは共働きの家庭が多いので、手間をかけずに食事の用意ができるスロークッカーは、一家に一台といわれるほど定番のキッチン家電です。
仕事や外出先から帰ってきて家のドアを開けると、美味しそうなにおいが漂ってくる。
想像するだけでお腹がすいてしまいませんか?” https://www.williams-sonoma.com/
インスタントポット
2010年に登場した新しい調理家電で、その手軽さから大変な人気を誇っています。
圧力鍋、スロークッカー、炊飯、炒め、蒸し、保温など、一台に何通りもの機能が備わっていて、必要に応じてその機能を使い分けたり、組み合わせたりすることが可能です。
最新のモデルには、スマートフォンのアプリを通してお気に入りのレシピをプログラミングしたり、調理の進捗状況をモニタリングしたりできる機能もあります。” https://instantpot.com/portfolio-item/duo-nova/

アメリカで人気の家電メーカーは?
キッチンエイド(KitchenAid)
アメリカで最も有名なキッチン家電メーカーです。
大型・小型家電、フライパンや包丁のような調理器具など、キッチンで必要なものは、ほぼ網羅しています。
キッチンエイド社は1919年にその歴史をスタートしました。
最初に売り出したスタンドミキサーは、今やブランドの代名詞と言えるほどの大人気商品です。
そのシェアは業界でトップを誇り、アメリカ国内だけでなく世界中で使われています。スタイリッシュなデザインと、機能性・耐久性がその人気の理由です。
クイジナート( Cuisinart )
小型家電やその他キッチン用品のメーカーです。
クイジナートといえば、フードプロセッサーやブレンダーが人気です。
フードプロセッサーとは、食材を刻んだり、混ぜたりするための調理器具です。刃を付け替えるだけで、色々な大きさや刻み方ができるので、食材の下準備を手早く行うことができます。
ブレンダーもフードプロセッサーと同様に食材を刻んだり混ぜたりすることができ、主にジュースやスムージーを作ったり、ドレッシングを作ったりするのに適しています。
ハミルトンビーチ(Hamilton Beach)
小型家電の種類が豊富で、幅広いラインナップがあります。
朝食の定番、ブレックファーストサンドイッチを簡単に作ることができるサンドイッチメーカーや、アイスクリームと牛乳を混ぜてシェイクを作るドリンクミキサーなど、アメリカならではのユニークな家電を見つけることができます。

どんな時にキッチン家電を使うの?
普段の食事からおもてなしまで、キッチン家電はあらゆる場面で活躍しています。
まずは一杯のコーヒーから一日をスタート。
タイマー付きのコーヒーメーカーなら、毎朝いれたてのコーヒーを楽しめます。
平日は学校や仕事に出かける準備に忙しいので、朝食は簡単に済ませたい、そんな時に活躍するのが、ブレンダーです。
フルーツ、野菜、ヨーグルトなどを入れて栄養たっぷりのスムージーを作ります。
休日には、少しゆっくりブランチ。ワッフルメーカーを使えば、家で簡単に焼きたてふわふわのワッフルが食べられます。時間のある週末には、手作りのお菓子はいかがでしょう?
クッキーやブラウニーはアメリカの家庭でよく作られていますが、生地作りにはスタンドミキサーが欠かせません。
卵白の泡立てが肝心なシフォンケーキ(アメリカでは、エンジェルフードケーキと呼ばれます)も、スタンドミキサーがあれば手間いらず。” https://www.webstaurantstore.com/
スタンドミキサーは、料理の下準備にも重宝します。
例えばハンバーグやミートボールを作るときにも、手を汚すことなくしっかりとひき肉をこねることができます。
パーティーや作り置き用にたくさん作りたい時にも便利です。
時間がないときの救世主は、インスタントポットです。
圧力鍋機能を使えば、具沢山のスープや煮込み料理が驚くほど短時間で、しかも美味しく出来上がります。
カレーやシチュー、おでんのような日本の食卓におなじみのメニューも、まるで何時間も煮込んだように美味しく出来上がります。” https://instantpot.com/portfolio-item/max-6/
キッチン家電を使うメリットは、やはりその便利さにあります。
誰でも簡単に操作できて、短時間で調理することができるという点に、魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。
