ロサンゼルスの自然溢れるパワースポット・オススメのハイキングコース 後編

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以前ご紹介したロサンゼルスのメジャーハイキングコース「ロサンゼルスの自然溢れるパワースポット・オススメのハイキングコース 前編」をご覧いただきましたでしょうか?

ロサンゼルス界隈には、海や山に囲まれた大自然を堪能できる素晴らしいハイキングコースがいくつも存在します。ほとんどのコースが初心者でも気軽にいけるので、カリフォルニアでしか体験できないアクティビティを楽しむことも魅力のうちの一つ。

充実したライフスタイルを手に入れるには、食生活はもちろん、適度なワークアウトをすることは必須です。健康的なボディーや若さをキープするためにも、趣味としてハイキングを取り入れてみてはいかがでしょうか?

今回も前回に引き続き、オススメのハイキングコースをピックアップ!

さらに、今回紹介するハイキングコースは掘れば掘るほど面白い、ヒストリー性溢れる部分も沢山あるので説明を入れながらご紹介します。


1. SOLSTICE CANYON HIKING TRAIL (ソルスティスキャニオン)

距離:2.6miles/ 所要時間:1時間/ 入場料金:無料

レベル:初級コース

山と海に囲まれるマリブのソルスティスキャニオンは、広い峡谷に流れる小さな滝のある川を真横にハイキングを満喫することができる穴場スポット。歴史深い遺跡も実在し、静かで穏やなハイキングを満喫したい方にオススメです。

▼入り口までの行き方

PCH沿いをマリブに向かって走行し、76ガソリンスタンドの交差点にあるコラルキャニオンロード(マリブキャニオンロードの西、ペパーダイン大学)に向かいます。道路の初めの曲がり角にハイキングのヘッドトレイルが左側に登場するので、近辺に駐車してハイキングスタート!

ソルスティスキャニオンの入り口に到着すると、駐車場から西に向かう広いトレイルを道なりに歩きます。

マイナスイオンたっぷり溢れるソルスティスキャニオンのハイキングコースは、美しい小鳥のさえずりや、静かに流れる滝の音がかすかに聞こえ、とても癒される空間を体感できます。

舗装されていない道や階段道をさらに歩いて行くと、トロピカルテラスと呼ばれるロバーツランチハウスの遺跡が現れます。

Photo credit : hikespeak.com

建築家ポール・ウィリアムズによって1952年に建てられたレンガ造りの構造は、小川、滝、風景をデザインに取り入れることで自然との調和を実現したもの。

しかし不運なことに、1982年の山火事によって焼失してしまいましたが、壁や暖炉、プールがあった形跡が未だ残り、リラックスした隠れ家だった面影が見られます。

マリブで起きる山火事は未だ絶えず、ソルスティスキャニオンの一部は2007年に燃え、公園の一時的な閉鎖までもたらしました。しかし、まだ形跡を残す面影や、密かに流れる小さな滝は、奇跡的に生還した唯一の跡地ともいえます。

遺跡の右奥に大きな岩に囲まれた小さな滝が現れ、ソルスティスキャニオンのゴール地点に到達します。古い遺跡と滝、自然溢れるハイキングコースはパワースポットともいえるでしょう。


2.JIM MORRISON CAVE (ジムモリソン洞窟)

距離:1.5miles/ 所要時間:1時間/ 入場料金:無料

レベル:初級-中級コース

マリブのジムモリソン洞窟は、上記でご紹介したソルスティスキャニオンの入り口からさらに奥に走行したアグーラヒルズの非常に高い場所に位置する穴場スポット。

マリブ峡谷、マリブ州立公園、太平洋に囲まれたジムモリソン洞窟は、山やゴツゴツした大きな岩場がたくさん見られる不思議な空間です。

実はジムモリソン洞窟は、”ジムモリソン”という人物の様々な都市伝説が存在する面白い場所として巷で有名なハイキングコースなのです。

その噂のジムモリソンがこちら。

Photo credit : allthatsinteresting.com

なかなかのイケメンと言えますが、彼の死は謎に包まれているそうです。

▼入り口までの行き方

PCHからコーラルキャニオンロードに到達すると、舗装道路の端まで約5マイル走行。標識のない場所のため、まずトレイルヘッドを見つけることが難関ですが、巨大なゴツゴツした岩が登場するため、その近辺がスタート地点であることを確認してから路駐してください。

※目印や標識がないため、道に迷わないようにスタート地点を要チェックしてください。

巨大な岩を目前に、神秘的で不気味な岩のスパイラルや小石の円陣が現れます。

これは映画の撮影で使われたものなのか、誰かによって機密的な暗示を表明しているのか、それとも宇宙人の仕業なのか?

その真相は明かされていないため、とても奇妙な雰囲気が漂っています。しかしおそらく単に地域のオーラと神秘性を拡大するために子供達によって作られたとも言われています。

いくつかの巨大岩には人が入れるほどの空洞があり、その中に実際入ることができます。

一部の岩の中にはカラフルにペイントされた岩がたくさん出現し、その迫力と言えば言葉にならない衝撃を受けます。

Photo credit : CaliforniaThroughMyLens.com

実はこのペイントはジム・モリソンが現実世界から脱出し、歌詞や詩を書くためにここにひっそり隠れて訪れていたという説があります。

Photo credit : pinterest.com

ジム・モリソンが実際にここにいたという重要な証拠は見つかりませんでしたが、それでもかなり刺激的です。

明るいピンクでカラフルに描かれたペイントはとてもエキゾチック。

ジムモリソン洞窟にゴール地点というものは存在しないのですが、洞窟内を探検したり、岩の上まで這い上がってみたり、自分オリジナルのゴール地点が決められるのも面白いポイントです。

こんな素敵な景色を見ることが出来るなら、真夏の炎天下でも暑さなんかふっとんでしまいます。

人が少ないマイナーハイキングコースのため、静かにハイキングを満喫したい、ユニークなコースを冒険してみたい方にはピッタリのスポットです。


いかがでしたか?

ジムやハードな運動が苦手な方はハイキングを私生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?私自身も運動不足が続く時や、食べ過ぎた次の日の罪悪感を感じても、エクササイズという名のハイキングでその悩みが軽減され、より充実したライフスタイルを送ることができます。

とても簡単にワークアウトが出来、さらに自然溢れる中で新しい発見ができることはとても楽しいので是非取り入れてみてください^^


関連記事▶︎冒険的でミステリアス、LAでしか見られない不思議で奇妙なマイナーハイキングコースとは?

Writer

RICO

神戸出身、ロサンゼルス在住。
日米でアパレルのプロデューサーとバイヤーを経て、美容系ライセンスを取得しLAで活躍中。

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