Hello皆さん、Amieです。

アメリカで生活をしていると誘われることの多い、ホームパーティ。

その中でもホストが全てを用意するのではなく、ゲストそれぞれが料理や飲み物を持ち寄って楽しむPotluck(ポットラック)と呼ばれるスタイルが定番で、カジュアルで気軽な集まりとして親しまれています。

ゲストそれぞれが料理を持ち寄るため、ホストの負担が少なくて済むことや、様々な料理が集まることでバラエティ豊かな食事となったり、料理を通してゲスト同士の交流が深まったりとポットラックにはメリットがたくさん♡

しかし誘われて嬉しい反面、せっかく誘って貰ったからには日本の味を紹介したい！けれど何が喜ばれるの？と何を持って行くべきか悩んでしまったり、日本食を持って行かなくちゃ！とプレッシャーを感じてしまうこともありますよね。

そこで今回は初めてポットラックパーティーに誘われた際、何を作ろうか迷った時におすすめのメニューを紹介するので是非参考にして下さい。

ポットラックアイディア：サラダ系

レイヤードサラダ

グラスに青々としたレタスやパプリカ、紫玉ねぎなど色とりどりの野菜をミルフィーユ状に重ねるレイヤードサラダは、見た目も華やかさが出てパーティーにもピッタリ。

ドレッシングをクリーミーで香ばしいゴマドレッシングにすれば、手軽に日本っぽさが出せます。

日本のゴマドレッシングはアメリカ人受けも良く、切って盛り付けるだけなのでお料理が得意ではない方にも◎

アメリカはベジタリアンやヴィーガンの方も多いので、簡単かつ手堅い一品。

ピンチョス

爪楊枝や串に刺した一口サイズの軽食でスペイン料理の一種のピンチョス。

クリームチーズをサーモンで巻いたり、刺身用マグロを一口サイズに切り醤油とみりんに漬けさっとフライパンで炙るマグロの炙り風など味付けを和風にすれば日本らしさが出ます。

アレンジが効くのと、パーティーでは食べやすい一口サイズのメニューは喜ばれ手軽に洒落感が出せるのでおすすめです。

ポテトサラダ

アメリカにもポテトサラダは存在しますが、日本のとは全く味が異なります。

特に日本のマヨネーズを使った濃厚なポテトサラダは大好評。

アメリカのマヨネーズを使用する場合は、日本のマヨネーズよりもあっさりした味になるので、カリカリに焼いたベーコンを入れて混ぜ込んだり、トッピングに加えることでコクが出ます。

ポットラックアイディア：醤油・ソース系

唐揚げ

ジューシーで柔らかいお肉にカリカリの衣、そしてしっかりとしみ込んだ下味が決め手の唐揚げは、揚げ物＋醤油系味が大好きなアメリカ人には大ヒット！

筆者の経験談になりますが、アメリカではヘルシー志向から胸肉の方が値段も高く人気があり、とくに揚げ物の場合はもも肉よりも胸肉の方を好んで食べる傾向にあります。

日本ではジューシーなもも肉の唐揚げの方が一般的には人気ですが、人によっては倦厭される場合もあるので手間でなければ、もも肉と胸肉の２パターン用意するのがベスト。

若しくは、ホストに相談しゲストの好みを聞いてから用意するのもGood👍

お好み焼き

アメリカでもジャパニーズパンケーキとして人気のお好み焼きは、醤油とはまた違うソース独特の甘辛さとマヨネーズのコンビネーションが好評で、味が濃い食べ物を好むアメリカ人に人気があります。

海鮮が苦手という方も多いので、具材はベーコンや豚肉などお肉を使用した方が無難。

ポットラックアイディア：洋風系

メロンパン

アメリカの普通のスーパーで材料が手に入り、日本らしさがあるメロンパンは大好評🍈

サクサクのビスケット生地とふんわりした食感のパンはアメリカでは滅多に口にできないので、喜ばれること間違いなし。

和風セビーチェ

ペルーの伝統料理であるセビーチェは、魚介をお酢ではなくレモンやライムなどの柑橘類の絞り汁に漬け込み、玉ねぎや唐辛子などの香味野菜を加えマリネした料理で、ラテン系アメリカの人々も多いアメリカでは、ラテン系レストランや手軽に作れることから家庭料理として親しまれています。

そのセビーチェで使用する唐辛子を柚子胡椒、手に入ればライムをすだちに変更し醤油に塩、オリーブオイルを加え水で辛みを抜いた玉ねぎなどの野菜とマグロやサーモンをマリネし小葱を散らしたらあっという間に和風セビーチェの出来上がり。

柚子胡椒の爽やかな香りとピリっとした辛さはアメリカでも人気が高く、柚子胡椒はトレーダージョーズでも購入できるので、和食初心者のアメリカ人の方にも抵抗なく食べて頂けるメニューです。

ポットラックアイディア：寿司・その他

ちらし寿司/手毬寿司

日本食の代表と言えば、やはりお寿司。

しかし、日本のように新鮮なお魚が手に入らないという場合も多いので、アメリカでも手に入り易いカニカマやちらし寿司の素を使用した、ちらし寿司は手軽且つ見た目も華やかになり喜ばれます。

さらにコロンとした形が可愛らしい、手毬寿司も材料が少なくて済み一口サイズで食べやすく華やかなイベントやパーティーなどおもてなしにぴったり。

キャラクターおにぎり/サンドイッチ

多様な具材が楽しめ、栄養バランスを調節できるという点からアメリカで人気のおにぎり。

定番のツナマヨやスパムを使ったおにぎらずなど、アメリカ人受けする具材のおにぎりはたくさんありますが、それに匹敵するくらい好評なのが日本人の器用さを活かしたキャラクターおにぎり！

本当に食べられるの？どうやって作ったの？と興味深々で喜んで食べてくれます。

特に人気だったのは、ピカチュウやハローキティ、トトロ、マリオなど日本を代表するキャラクター。ゲームやアニメが好きな大人も多いため子供だけでなく大人にも好評です。

同じ理由でサンドイッチも可愛い見た目が好評なので、キッズも集まるパーティーにはピッタリ。

揚げ出し豆腐

こちらは意外と思われるかもしれませんが、日本料理店に必ずあるメニューの一つなのが揚げだし豆腐でオーダーをしているアメリカ人の方々も多くいます。外はカリ、中はフワッとした食感に優しいお出汁の味がたまらないんだとか！

アメリカは健康ブームであることから、豆腐は手に入り易い食材であるので作りやすく喜ばれるメニューです。

酢の物

アメリカでは日本では考えられないほどお酢などの酸味の効いたスナックも人気があるため、日本の酢の物はさっぱりとしていて口当たりが良いと意外にもアメリカ人にも好評。

きゅうりとわかめ、かにかまなどを使ったシンプルな酢の物は材料も手に入り易く簡単に作れ、こってりした料理が多いアメリカンフードの中ではちょうどいい箸休めや前菜になります。

ポットラックアイディア：デザート

抹茶系デザート

健康ブームが要因でスーパーフードとして、見た目も美しいとのことで若い世代に人気が高い抹茶。アメリカのスーパーでも抹茶パウダーは手に入るので、簡単に作れ、そして型崩れしにくい抹茶のシフォンケーキやプリンはおすすめ。スイーツ作りが得意な方、是非トライしてみて下さい。

最後に

いかがでしたでしょうか？

持参した料理を美味しいと言って食べてくれると頑張って作った甲斐がありますよね♡

ポットラックには決まったルールは無いので、ヴィーガンの方や宗教上の理由で特定の食材を食べられないという方に配慮さえすればOK!　何を持参しても笑顔で喜んでくれるので気軽にポットラックパーティーに参加をして楽しんで下さいね。

それでは、Have a good one👋