子供がアメリカ滞在中に具合が悪くなったらどうすればいい?アメリカのスーパー&薬局で買える薬の紹介~キッズ編~

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引用元:Instagram@tylenol

Hello皆さん、Amieです。

皆さん、海外旅行はお好きですか?

日本とは違う風景に食事、異文化体験は貴重な経験であり、かけがえのない時間になりますよね。

コロナが終息し、愛する我が子と一緒に今年のクリスマスや年末年始に様々なエンターテイメントがつまったアメリカ旅行を計画されている方も中にはいらっしゃるでしょう。

アメリカまでの長距離フライトは小さな体に負担もかかり、さらに大人と比べて免疫力が低い子供は病気をもらいがち。

引用元:Instagram@tylenol

さっきまで元気に飛び回っていたのに突然熱が出てきて顔色が悪く、ぐったりしてきた!なんてことありますよね😢

慣れない土地で急に愛する我が子が病気にかかったら不安でたまりませんよね。

そこで今回は、お子様とアメリカ旅行を計画されている方、お子様と一緒にアメリカに来てまだ間もない方向けに、アメリカのスーパーや薬局で手軽に購入できるお薬の紹介を症状別にしていきます。

《解熱鎮痛剤》

TYLENOL (タイレノール)

アメリカで100.4℉(38℃以上)発熱すると必ず病院でお勧めされるのが、有効成分がアセトアミノフェンである解熱鎮痛剤。

風邪やインフルエンザの時だけでなく、頭痛、歯痛、喉の痛みや予防接種の副反応など発熱と痛みの症状が現れた時に使えます。

味はグレープ、チェリー、バブルガムでシロップタイプが一番メジャー。

噛み砕くタイプのチュアブルもあるので、持ち運ぶのであればチュアブルタイプが◎

アメリカでは一般的な風邪では薬は病院では処方されず、OTC薬(スーパーや薬局で買える市販薬)を服用するように指示されます。

在米さんであれば、小さなお子様が急に発熱した時にすぐに薬を買いに行けるとは限らないので、タイレノールは常備薬としてマストバイ。

子供用のお薬は年齢制限があり、赤ちゃんや幼児は服用できないものも多くありますが、タイレノールは赤ちゃんから使用OK

赤ちゃん用はInfantsと書かれており、飲ませやすいようにシリンジが付属で付いてきます。

2~11歳のキッズ用は、計量カップのみ。どちらも5ml中アセトアミノフェン160mg配合されており成分は何も変わりません。

何が違うのかというとInfant用はシリンジが付いている分、キッズ用よりも値段が高くなっています。

シリンジを既にお持ちの方や、コップで水分を取れる年齢のお子様であれば2歳以下であってもInfant用でなくキッズ用を選んでも問題ありません(アメリカの小児科医に確認済)。

値段的にはキッズ用を買う方が断然お得!

Motrin (モトリン)

こちらは有効成分がイブプロフェン(NSAID)の解熱鎮痛剤。

タイレノール同様、風邪やインフルエンザ、喉の痛みや頭痛、歯の痛みに効きます。

こちらは、生後6か月~23か月用と2~11歳用と別れており、容量が異なるためこちらを服用させる場合はお子様の年齢に合わせた物を選んで下さい。

子供のお薬売り場には低月齢のお子様向けに、このような便利グッズも販売しています。

Pedialyte /Gatorade (ペディアライト/ゲータレード)

Pedialyteは子供が発熱した時や下痢、嘔吐をする場合に脱水症状をを防ぐ電解質補給飲料水で、1歳以上から飲めます。

Gatoradeは一般的なスポーツドリンク。

どちらもアメリカ版ポカリスエット、もしくはアクエリアスです。

Pedialyteはスポーツドリンクに比べて糖分が少なく、逆に電解質が多く含まれています。

スポーツドリンクに含まれる砂糖は幼児の下痢を悪化させる可能性が高いため、小児科ではスポーツドリンクよりもPedialyteを推奨されます。

《総合感冒薬》

PDayQuilと NyQuil (デイクィル、ナイクィル)

アメリカで最も一般的な風邪薬で、鼻詰まりに喉の痛みなど風邪の諸症状に効果があります。

DayQuilが昼用、NyQuilが夜用で、夜用には抗ヒスタミンが配合されているので、よく眠ることができます。

対象年齢は6歳以上で、風邪の引き初めに飲むと症状が軽く済みます。

のど飴

薬ではありませんが、ハチミツとビタミンDそして回復を早めると言われている亜鉛が配合された子供用ロリポップもあります🍭

《咳止め》

Mucinex (ミューシネックス)

4歳から使用可能で、鼻詰まりを緩和させ咳を抑え痰のきれを良くしてくれます。

Robitussin (ロビタスイン)

こちらも4歳から使用可能で痰の切れを良くし、咳を止める等の効果があります。

《お腹の調子が悪い時》

Pepto Bismol(ペプトビスモル)

胸やけや胃酸過多、胃のむかつき等の胃の炎症を和らげるもので、チュアブルタイプは2歳以上、グミタイプは4歳以上が対象年齢になっています。

Culturelle(カルチュレル)

プロバイオティクスとファイバーが配合されており、規則正しい排便を促し消化器官の働きをスムーズにしてくれるもので日本のビオフェルミンに似ています。

お通じが悪いお子さん向けで1歳から使用可能。

こちらは、マルチビタミンにプロバイオティクスが配合されたグミタイプのサプリメント。

お通じは悪くないけど、子供のお腹の調子がいまいち?と感じる場合や、ビタミンもたくさん配合されているので偏食さんにもおすすめ。

《アレルギー》

Benadryl(ベナドリル)

Benadrylはディフェンヒドラミンが配合され、花粉等のアレルギー症状を緩和させるメジャーな薬。

即効性があると言われており、幼児の食物アレルギー反応が出た時にも小児科医に勧められます。

眠くなりやすいのと症状に合わせて4~6時間おきに服用する必要があります。

Claritin(クラリチン)

花粉やホコリ、ダニにノミ、動物等200種類以上のアレルゲンによるアレルギー症状を緩和してくれる、有効成分がロラタジンのアレルギー薬。

1日1回の服用で24時間効果が続き、眠くなりにくいです。

ZyRTEC(ジレテック)

こちらも屋内外の様々なアレルギー症状に有効で、有効成分がセチリジンです。

Claritin同様1日1回で24時間効果が持続し眠くなりにくいタイプです。

Claritin とZyRTECは第二世代の抗ヒスタミン薬で、効果は同等。

どれも2歳以上が対象なので、2歳以下の場合は医師の指示に従ってご使用下さい。

《怪我をした時》

NEOSPORIN(ネオスポリン)

キッズ用は2種類の抗生物質と1種類の鎮痛剤を含み、オリジナルは3種類の抗生物質が配合された化膿止めの軟膏。

軽い擦り傷や切り傷に火傷であれば、こちらを塗るとばい菌の侵入を防ぐだけでなく痛みも治まり、さらに傷跡も目立たなくしてくれます。

よく歩き、よく走る活発なお子様がいる家庭では、しみないので子供も嫌がらずつけてくれるので大活躍。

ちなみに両方2歳以上が対象年齢になっているので、2歳以下の使用は医師の指示に従って下さい。

BAND-AID(バンドエイド)

2歳以上が対象の自然治癒力を活用するモイストヒーリングの絆創膏、日本でもお馴染み傷パワーパッドです。

早く傷が治るだけでなく、傷跡が残る原因となるかさぶたを作らずに綺麗に傷を治してくれる優れもの。そして乾燥による神経への刺激を抑えるので痛みが和らぎます。

可愛いキャラクターの絆創膏もあります。

《痒み止め》

Benadryl(ベナドリル)

虫さされによる痒みに効果があるアメリカ版ムヒ。

ムヒの様にスースーとはせず、2歳から使用できます。

《乾燥肌》

小さいお子さんの肌は敏感で、外部刺激や乾燥に弱いですよね。

小児科で必ずおすすめされるのがEucerin とAquaphor。

前者はさらっとしたローションタイプで、後者は乾燥やひび割れ、唇の荒れ、火傷や切り傷などから保護してくれます。

どちらもフレグランスフリーで伸びがよく全身に使え、赤ちゃんもOK。

《最後に》

今回はアメリカのスーパーや薬局で手軽に買える子供用の薬を症状別に紹介いたしましたが、いかがでしたか?

アメリカ滞在期間中、お子様と何事もなく楽しいひと時を過ごせることが1番ですが、もしもの時は上記の薬を参考にしてみて下さいね。

それでは、Have a good day👋

Writer

アメリカに住む夢を叶える為に渡米、留学、結婚を経て現在は男の子と女の子の二児のママ、エイミーです。アメリカの可愛い♡ワクワク気になるトレンド情報をフロリダからお届けします。

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