アメリカ滞在中に具合が悪くなったらどうすればいい?アメリカのスーパーや薬局で買える薬を症状別にご紹介💊
Writer: AMIE

Hello皆さん、Amieです。
コロナが終息し元の日常を取り戻した今日、徐々に海外旅行や海外出張を計画している方も増えているのではないでしょうか?
日本からアメリカに行くには場所にもよりますが10時間以上は飛行機に乗らなければならずストレスがかかったり、気候なども異なるためいつもと違う環境で気分が悪くなることもあるかもしれせん。
アメリカ滞在中に具合が悪くなると旅行を楽しむことはできないし、お仕事も集中できませんよね。
そこで今回は、アメリカ滞在中に突然具合が悪くなっても困らないように、スーパーや薬局で購入できるお薬の種類を症状別に詳しく紹介致します。
アメリカで買える薬:総合感冒薬
解熱、頭痛、咳止め、鼻づまりなど風邪の諸症状に効く複数の有効成分を配合した薬。
アメリカで1番メジャーなのは、DayQuil。

昼用(DayQuil)と夜用(NyQuil)とがあり、夜用には眠くなる成分が配合されています。
アメリカでは風邪の回復を早めるにはビタミンCを摂取するといいと言われており、風邪を引いたらOJ(オレンジジュース)にチキンスープを飲むのが家庭での定番の対処法です。
そのため風邪薬ではありませんが、手軽にビタミンCが1000mg摂取できるEmergen-Cという粉末を水に溶かして飲むビタミン剤も人気。

ビタミンなので美容効果もあるうえ、風邪の引き始めに飲むと症状が和らぎます。味もジュースみたいで美味しく飲みやすいのでオススメ。
アメリカで買える薬:解熱鎮痛剤
アメリカには日本でお馴染みのロキソニンは販売されておりません。
1番一般的なのは、Tylenolで成分はアセトアミノフェンです。頭痛、生理痛、筋肉痛、神経痛に効果があります。

アメリカのタイレノールはアセトアミノフェン含有量が多いので、発熱時にはマスト!

Advilの成分はイブプロフェンで日本のEVEと同じ薬。鎮痛剤としてはタイレノールよりもこちらの方が鎮痛効果は高いです。

その他にはイブプロフェンが成分のMotrinもあります。
アメリカで買える薬:咳止め

Robitussinはラズベリー味の甘いシロップタイプの咳止めです。

Mucinexも咳止めに分類されていますが、咳を止めるというより痰の切れに効果的。アメリカの病院でもおすすめするくらい、痰のきれは良くなります。
アメリカで買える薬:胃もたれ、胸やけ
Tumsは胸やけや胃もたれ、消化不良に効果があります。

ラムネのような見た目と味で美味しく摂取できます。噛んで口の中で溶かして飲むタイプなので、出先でも摂取しやすいのが特徴。有効成分が炭酸カルシウムなのでカルシウム補強にもなります。

Alka-Seltzerは水に溶かすタイプと噛むタイプがあります。前者はタブレットを水に入れるとしょっぱいソーダーのような味になり、胃薬の効果に加え解熱鎮痛剤の一種であるアスピリンが配合されています。

Pepcid ACは胃酸過多や胸やけに効果があり成分はファモチジンなので、日本のガスター10と同等の薬です。
アメリカで買える薬:便秘薬

MiraLAXはアメリカで最も飲まれている便秘薬の一つで、腸内に沢山の水分を含み便を柔らかくして排泄しやすくするタイプ。

Dulcolaxは大腸を刺激するタイプで、就寝前に服用すると翌朝排便がスムーズになります。
アメリカで買える薬:下痢止め
Imodiumは日本のロペミンと同様の薬で、アメリカの下痢止め代表と言えます。

下痢以外には激しい腹痛や圧迫感、膨満感にガスにも効果があります。

Pepto Bismolは下痢だけでなく吐き気に胸やけ、消化不良、胃のむかつきにも効果があります。
アメリカで買える薬:痒み止め

Benadryl Creamは虫刺されによる痒みに効果があります。

Cortizone10は湿疹などの痒み全般に効果があるステロイドを含んだ軟膏薬。
アメリカで買える薬:アレルギー
アメリカには成人の3人に1人、小児の4人に1人が季節性アレルギーや食物アレルギー、アトピー性皮膚炎に罹患していると言われています。
さらに花粉症は日本だけと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、場所にもよりますがアメリカにも実は花粉飛散量が多い地域も存在します。
筆者が住むフロリダ州は全米の中でも花粉飛散量はトップクラス。花粉ピーク時は、道路が花粉で黄色くなるほど。アレルギーや花粉症の症状に悩まされている人々が多いため、とにかくアレルギーの薬も豊富にあります。
Benadrylは効き目が早いと言われており、既に起きてしまったアレルギー症状の軽減や小児のアレルギー症状に使われたりします。

抗ヒスタミン薬のため眠気に注意する必要があります。

Claritinは日本でもお馴染みのクラリチン。薬局などでは一番目立つように置いてありプライベートブランドも充実しているため安く手に入ります。
副作用が少なく一日一回の服用で済むので使いやすい薬です。

Zyrtecは季節性のアレルギーからホコリやダニなどの通年性のアレルギーにも効果があります。こちらも副作用が少なく一日一回の服用で済む一般的なアレルギー薬。

XYZALはセチリジンを改良したもので、24時間しっかり効果が持続するのと眠気が起きにくいが特徴のアレルギー薬。
比較的新しい薬で一番効果が高いと言われていますが、その分他のアレルギー薬に比べると値段は高め。

アレルギー用点眼薬はケトチフェン配合のAlway やZaditorなどがあり、結膜炎にも効果があります。
アメリカで買える薬:ものもらい

アメリカでものもらいはStyeといい軟膏タイプと目薬タイプが販売されています。
アメリカで買える薬:口内炎
口内炎ができた場所に貼るパッチタイプ。

個人差はありますが約2日で治ると評判。

Orajel は、口内の痛みを一時的に和らげるもの。
塗ってしばらくすると歯医者さんで麻酔を打ってもらった時のような口内の感覚が麻痺する薬。薬が効いている間は口内の感覚が麻痺しているのでお食事もできます。
アメリカで買える薬:カンジタ膣炎
風邪を引いた時や疲れやストレスを感じた時など免疫力が落ちた時に発症する女性にとってポピュラーな病気で再発を繰り返しやすい疾病としても知られています。
アメリカではMONISTATという薬がセルフ治療薬として販売されています。

有効成分である硝酸ミコナゾール4パーセントを含んだクリームが200mgに、かゆみ止めとして硝酸ミコナゾール2%を含んだ外用薬入りで日本のメディトリートと同様の薬。
7と書かれているものが7日間膣内に薬を挿入して使用するもので効果が弱く、3と書かれた3日タイプがレギュラータイプ、1と書かれた1日タイプが一番効果が強めになっています。
アメリカの病院でも勧められる薬で、1日タイプは強力なので3日か7日タイプを使用するように勧められます。
アメリカで買える薬:火傷、切り傷、化膿
Neosporinは3種類の抗生物質が配合された軟膏で、ちょっとした切り傷であればこちらを塗るとばい菌の侵入を防ぐだけでなく痛みも治まり、さらに傷跡も目立たなくしてくれる優れもの。

アメリカのドクターも絶賛し、おすすめする化膿止めです。小さい子供から大人まで使用することができます。
アメリカで買える薬:ドライアイ



一回使い切りタイプのSystaneや防腐剤を含まないtheratearsが定番。
コンタクトレンズユーザーの方はコンタクトレンズを装着したまま使用できるblinkがGood👍
最後に
アメリカは医療機関へのアクセスが悪かったり、医療費が高額であることから軽い症状であれば市販薬を使用して治そうとする人が多いため、処方箋なしで買えるOTC薬(Over the Counter )の種類は驚くほど多彩。
さらに大手の薬局やスーパーでは、ブランドの薬と同じ成分を配合した自社ブランドの薬を多く取り揃え、効果も実証されておりブランドの薬と比べてより安価に購入できるようになっており選択肢も豊富となっています。
出発から帰国の途につくまで何事もないのが一番ですが、もしもの時の参考にして下さい。
それでは、Have a good one👋