【ヒルトン最上級】Waldorf Astoria(ウォルドーフ・アストリア)がワシントンDCにオープン!ホテルの歴史と秘密をご紹介☆
- 2022年11月11日
- 観光
Writer: MISHA
日本人にもお馴染みの外資系ホテルヒルトン。世界中にホテルを展開する有名ブランドですが、元々アメリカの企業なだけあり、アメリカで旅行をするとヒルトンのホテルに滞在する機会も多いはず。
アメリカでは身近なヒルトンですが、実は18ものブランドがあり、様々な価格帯のホテルを、顧客のニーズに合わせて展開しているのです。
そのヒルトンの最上級ブランドとして知られているのが「Waldorf Astoria(ウォルドーフ・アストリア)」です。
「世界のランドマークホテルとしてラグジュアリーな体験を提供する」をコンセプトとしており、その国を代表するエリアや、ブランドとして認知されるような名所にホテルを展開しています。
現在ウォルドーフ・アストリアは日本未上陸。2026年にホテルブランドとして初めて日本橋に開業予定ですが、それまでは海外でしか体験できないホテルとなっています。
Waldorf Astoria Washington DCの誕生の背景
そんなウォルドーフ・アストリアですが、最近ワシントンDCにも新たに「Waldorf Astoria Washington DC(ウォルドーフ・アストリア ワシントンDC)」がオープンしました。
まるでお城のような外観は一瞬ホテルなのか疑ってしまうほど!
それもそのはずで、ホテルの元になっている建築物は1899年に建築され、郵政省として使われてきた建物で、オールドポストオフィスとして知られるアメリカの歴史を一緒に見てきた歴史的重要建築物です。
ホテルはワシントンDCのメインストリートであるペンシルベニアアベニューに位置しており、ペンシルベニアアベニューは国会議事堂とホワイトハウスを結ぶ街路で、国家パレード、抗議デモなどアメリカの重要な場面でいつも見かける通りのため、このホテルがアメリカの歴史と共に歩んできたホテルとされるのも納得です。
貴重な建築物であるが故に国が所有していますが、トランプ政権が始まった頃からトランプグループがリース権を獲得し、ホテルとして運営され始め、ワシントンDCでは「Trump Hotel(トランプホテル)」として知られるようになりました。トランプ大統領が在任中は大統領率いる共和党の集会場として利用されることも多かったとか。
しかし2022年5月にトランプグループが権利を売却したため、ヒルトンが契約をし、今年ヒルトン最高級ブランドホテル「Waldorf Astoria DC」として新しくオープンしたのです!
ゴージャスな内装はさすが最高級ホテルならでは
ホテルはトランプグループに所有されていた際に総工費2億ドルかけて改築され、ラグジュアリーなホテルに大変身を遂げました!ホテルの中に一歩足を踏み入れるとそのゴージャスさに圧倒されます。
建物の中央部分は吹き抜けになっており、とても高い天井が広々として贅沢な空間を演出します。建物をアーチ状の鉄骨が装飾の一部となり、アンティーク間が出ています。
1Fには「Penacook Alley(ピーコックアレー)」と呼ばれる、孔雀をイメージした青い椅子と豪華なシャンデリアで装飾されたお洒落なダイニングルームがあります。
ブレックファストメニューからオールデーメニューまで用意されているので1日を通して利用することが可能で、宿泊者でなくてもここで食事や飲み物を楽しめます。
夜になると昼間の雰囲気とはまた違い、照明が落とされ、ひと際大きなシャンデリアの輝きがとても華やかな空間を生み出します。
静かなラウンジですのでゆっくりと会話が楽しめ、ビジネス客や旅行者にも嬉しいですね。
全て豪華な家具で彩られる客室
チェックインを済ませたら、ホテルの従業員が部屋まで案内してくれます。
客室まで向かう廊下は一面に敷かれた絨毯が豪華です。
所々に用意されたひじ掛け椅子や絵画などもホテルの美しい装飾の一つになっています。
客室は全部で263室あり一つ一つの部屋の形が違いますが、どのお部屋もラグジュアリーな家具が配置されており、さすが5つ星ホテルといったところ。
部屋の家具はどれも金色に縁どられ、とてもゴージャス。ロイヤルブルーのカーテンが落ち着いていて、とても優雅な空間です。
バスルームもマーブル調になっており、華やかさを演出します。
部屋によってはバスタブやシャワーも別で備え付けられており、大きなバスタブでリラックスできるのは日本人には嬉しいです。
記念日にはシャンパンやケーキを用意してもらえたり、就寝時にはリラックス用のチョコレートがもらえたり、アメリカ流のおもてなしが感じられるサービスの行き届いたホテル滞在を楽しめます。
アメリカの首都を眺められる時計台
歴史的な建物であるこのホテルには一番上階に時計台があり、展望台として一般公開されています。
ワシントンDCでは初代大統領を記念したワシントン記念塔よりも高い建物を建ててはいけないという規制があるのですが、そのDCで国会議事堂に続き3番目に高い建物がこの時計台です。
ホテルの客室とは別の専用エレベーターで最上階まで上がりますが、その際にホテルの内装も垣間見ることができます。
展望台への順路はミュージアムのようになっていて、時計台の歴史について展示されており、学びながら進むことができます。
展望台からはホワイトハウスが見えたり、ワシントン記念塔が見えたりと、DCの重要建築物を上から眺めることができるのですが、アメリカの首都の中心から都市を見下ろせるのはとても貴重です!
さらに時計台にはアメリカ独立記念200周年を記念して作られたイギリスのウェストミンスター寺院の鐘のレプリカも飾られており、祝日や大統領就任式の時には金が鳴らされます。
毎週木曜日には練習のため鐘が鳴らされるので、興味があれば日付を合わせていくのもいいですね!
立地も抜群!主要観光名所まで徒歩圏内
さらにホワイトハウスやワシントン記念塔、スミソニアン博物館群も徒歩圏内であるため観光目的でもとても楽しめる利用しやすいホテルです。
DCに滞在することがあればここでの宿泊を是非考えてみてくださいね!ホテルの歴史的価値はもちろん、ヒルトンブランドの最上級のおもてなしは、忘れられないホテル滞在になること間違いなしです!
Waldorf Astoria Washington DC (ウォルドーフ・アストリア ワシントンDC)
住所:1100 Pennsylvania Avenue NW, Washington, District of Columbia, 20004, USA
公式HP: https://www.hilton.com/en/hotels/dcawawa-waldorf-astoria-washington-dc/