【現地レポート】アメリカ発マサチューセッツ州魔女の街・Salem(セーラム)の本気ハロウィン!

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マサチューセッツ州には魔女の街があるのをご存知でしょうか。

今回は、ハロウィンシーズンにマサチューセッツで一番盛り上がる街・Salem(セーラム)の本気のハロウィンの様子をご紹介していきます!

魔女の街・セーラム

引用元:Instagram@ salemwitchmuseum

さかのぼることおよそ300年あまり、17世紀にこの地で大規模な魔女裁判(魔女狩り)が行われました。200人近くの無実の村人が魔女として告発され、19人が刑死、1人が拷問中に圧死、2人の乳児を含む5人が獄中死したそうです。

セーラムのこの魔女裁判は近世の魔女裁判の中でも最も有名な事件として考えられているそう。

この魔女裁判から、セーラムは魔女の街として知られていて、いまでは魔女が街のシンボルとして扱われています。

警察のロゴにも魔女があしらわれているほどなんです。

Salem Police Departmentのロゴ
引用元:Salem Police Department

そして、セーラムが1年のうちで最も盛り上がるのがハロウィンシーズンの10月。

10月1日から31日まで、街全体がハロウィン一色に染められ、ちょっぴりダークなお祭りモードになるのです。

引用元:Instagram@ salemwaxmuseum

ボストンからは、コミューターレイルという電車で50分ほど、車の場合は40分ほどでアクセスでき、デイトリップにぴったりです。

もちろん、ハロウィンシーズン以外にも観光できますが、10月にマサチューセッツを訪れたら必ず行ってほしいセーラムのハロウィン!

早速おすすめを見ていきましょう!

ハロウィン仮装がハンパじゃない

まずセーラムに入ってびっくりするのは、街行く人の仮装のクオリティの高さです。

普段着で歩く観光客もたくさんいますが、仮装する人もたくさん!

さらにストリートパフォーマンスの一環で、仮装をして佇む人もたくさんいるんです!

ぜひ、気になる仮装の人がいれば声をかけて写真を撮ってもらいましょう。

パンデミック前の2018年、2019年に筆者がセーラムを訪れた際に撮影した写真を交えた仮装コレクションをご覧ください。

一般の方、快く写真を撮らせてくださいました。衣装がとってもゴージャス!

こちらも一般人の方のコスチューム。衣装もヘアメイクも凝りすぎててびっくり…

1枚目の方と同一人物かな、と思っているのですがどうでしょう。

かわいいトロール軍団に遭遇しました。

いくつになっても仮装を楽しんでいるのがいいですよね!

こちらはパフォーマーのアダムスファミリーと。

このアダムスファミリーは毎年セーラムにいらっしゃる有名人です!

皆さんとっても優しくていい方でした。

ジーニーにも遭遇。

こちらのパフォーマーさんも毎年いらっしゃるよう。

1日に何度か着替えられているようで、夜に会ったときは魔女になってました。

こんな不気味なコスチュームの方もいらっしゃいました。

4足歩行をしていて群を抜いて不気味でした…!

そして脇道から出てきたのは恐怖のピエロ…このコスチュームとっても怖かったです。

ちなみに、ストリートパフォーマーの方にはチップを払うのが一般的。

パフォーマーさんの近くにチップボックスが用意してあるので、ぜひお心づけのチップを!

ハロウィンフォトスポットがたくさん

仮装の人を見ているだけでも楽しいのですが、街の中にはハロウィンらしいフォトスポットが盛りだくさんです。

街歩きをしながらいろんなプロップを見つけられますよ。

引用元:Instagram@ salemwaxmuseum

そしてセーラムは、各お家のデコレーションもすごいんです!

一般のお家もハロウィンデコレーションに力が入っていて、見て歩くだけで十分に楽しめます。

こちらのお家は毎年オリジナルのデコレーションをしていて面白いお家です。

この年はなぜか大量のお尻が干されていました。

そして家によじ登る骸骨がなんともユニークです。

翌年は骸骨の工事現場になっていました。

一般家庭のハロウィンデコレーションだけでなく、実際にハロウィンや魔女に所縁のあるスポットもありますよ。

魔女の家(Witch House)

実際の魔女裁判で裁判官を務めたジョナサン・コウィンの家が、この魔女の家です。

17世紀の生活様式がそのまま残され、魔女裁判と深くつながりのある唯一の建物なんだとか。

中はミュージアムになっていて見学可能。

有名なスポットなので、外で写真撮影する人もたくさんいますよ。

特に夜は雰囲気が出てちょっぴり不気味な感じになります。

Witch House公式サイト

HP:https://www.thewitchhouse.org

映画のロケ地『Hocus Pocus』

ディズニー映画『Hocus Pocus』をご覧になったことはありますか?

筆者はアメリカに来て初めて観たのですが、この『Hocus Pocus』、アメリカ人から絶大な人気を誇るハロウィン映画の大定番なんです。

この映画のロケ地がここセーラムに点在しており、有名な写真スポットになっています。

主人公マックスの家

マックスの家は『Hocus Pocus』の代名詞とも言えるスポットで大人気!

実際にこの家に住んでいる人がいるにも関わらず、大行列になるほどの人気ぶりです。

所在地:4 Ocean Ave, Salem, MA

アリソンの家(Ropes Mansion and Garden)

コロニアル様式の瀟洒な建物は18世紀の建築当時の外観を残しています。

アリソンの家はPeabody Essex Museum所有で居住用としては使われておらず、一般開放されています。

建物だけでなく、裏庭のかわいいガーデンも写真スポットとしておすすめです。

所在地: The Ropes Mansion 318 Essex St, Salem, MA

ハロウィンらしいエンタメスポットもたくさん!

Salem Witch Museum

引用元:Instagram@ salemwitchmuseum

セーラムの1番人気スポットと言っても過言ではないのがSalem Witch Museumです。

セーラムを有名にした魔女裁判について、実物大の蝋人形や舞台装置、ナレーションを使ってお芝居のように説明してくれます。

アトラクションのような博物館でセーラムの歴史に触れてみてくださいね。

Salem Witch Museum公式サイト

HP:https://salemwitchmuseum.com/

お化け屋敷

引用元:Instagram@ salemwaxmuseum

ハロウィンといえばお化け屋敷は欠かせません。

セーラムにもいくつかお化け屋敷があり、観光客のお目当てにもなっています。

中でも人気のお化け屋敷が、Salem Wax Museumにあるお化け屋敷。

本物の人とアニマトロにクスを使用して脅かしにかかるFrankenstein’s Castle(フランケンシュタイン城)と

セーラムで最も歴史があり、広さ最大級というSalem Witch Village(セーラム魔女の街)の2コースがあります。

Salem Wax Museum公式サイト

HP:https://salemwaxmuseum.com/

ゴーストツアー・ナイトツアー

引用元:Instagram@ salemwaxmuseum

セーラムの街をガイドさんと一緒に歩くゴーストツアー・ナイトツアーも各所で開催されています。

セーラムの歴史ある街並みや建造物の見学、幽霊が出るといわれるスポットを巡ったり、幽霊と一緒に写真を撮る方法のレクチャーがあったり、ユニークな内容のツアーがたくさんありますよ。

Count Orlok’s Nightmare Gallery

引用元:Instagram@ countorloksnightmaregallery

ホラー、ファンタジー、SF映画好きなら訪れてみたいのがCount Orlok’s Nightmare Gallery。

ホラー映画に登場するモンスターの実物大フィギュア、レプリカが見ごたえ抜群と口コミでも高評価のおすすめスポットです!

Count Orlok’s Nightmare Gallery 公式サイト

HP:https://www.nightmaregallery.com/

セーラムのハロウィン:まとめ

街をあげてハロウィンを楽しむ魔女の街・セーラムをご紹介しました!

トリックオアトリートだけじゃない、アメリカの本場のハロウィンを体感いただけたでしょうか?ぜひマサチューセッツにお越しの際は足を運んでいただきたいおすすめスポットです!

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Writer

TATAMI

アメリカ人の夫と結婚して、ボストン郊外に住んでいます。1歳の娘の子育てをしながら、ライター・デザイナーとして活動中。おうちでまったりNetflix、旅行やおでかけ・おさんぽが大好きです。アメリカからワクワクする情報をお届けいたします!

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