旅行はバケーションホームを利用!アメリカンスタイルを体験しよう【アメリカ宿探し】

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「バケーションホーム」をご存知でしょうか。

欧米では一般的に昔から旅行の宿泊先として、バケーションホームも利用されています。

コンドミニアムや一軒家を貸し切り、自宅にいるようにのんびりバカンスを過ごせるのが特徴で、日本で言うところの「貸別荘」と考えるとわかりやすいと思います。

日本でも民泊法が施行され、だいぶと馴染みが出てきたのではないでしょうか。

最近はエアービアンドビーなどの利用者も急増しており、日本からでも海外のバケーションホームが手軽に予約できるので、次回アメリカに遊びにくる時は、ぜひとも活用したい宿泊スタイルです。

バケーションホームのメリット

一人当たりの料金を安く抑えることができます。

部屋数やバスルームの数など利用人数に応じてレンタル先を選べるので、大人数で利用する場合は、一人当たりの宿泊費が安くなります。また他の宿泊客に会うこともなく、完全プライベートな空間を満喫できる上、日本ではなかなか味わえないアメリカンスタイルの素敵なおうちに宿泊するという体験もできます。その他、牧場に宿泊して、牧場体験もできるサービスを提供しているファームステイなどもあり、一味違ったバケーションを経験できることは間違いなしです。

またお部屋の広さはホテルに比べるとずいぶんと広くなるので、ゆとりのある空間でリラックスできるも大きなメリットです。キッチンも自由に使え、お料理も好きな時にでき、アメリカのおうちでは洗濯機と乾燥機が備わっているところが多いので、旅行中でも必要に応じてランドリーができるのも嬉しいです。

広いお庭付きや、プールやジャグジー付きのおうちなど、広大な敷地を使ったお洒落なプロパティーがたくさんあります。お庭に大きなバーベキューがあるおうちなどもよく見かけるので、お庭でアウトドアも楽しめて、コスパは最高です。長期滞在には割引がきくサービスなどもあります。

バケーションホームのデメリット

ホテルでは前日まではキャンセル料がかからないところも多いですが、バケーションホームではキャンセルポリシーが比較的厳しいです。

ホストによって規定は異なり緩めの物件もありますが、予約後すぐにキャンセルしても半額しか戻ってこなかったり、あるいは宿泊予定日よりもずいぶん前にキャンセルしても全額返金不可だったりと規定はさまざまです。

プロパティに関する質問などはホストと直接連絡を取るので、返信の早さなどはホストによって異なります。清掃もホストが行うところもあれば、清掃業者にお願いしているところなど対応はさまざまで、清掃が行き届いてないプロパティもあるようです。もちろんホテルのように毎日清掃やタオル・シーツ交換が入るわけではなく、滞在中は自分たちで行う必要があります。

アメニティーもどこまで完備しているかはプロパティーによって違い、気になることがあればホストにその都度確認する必要があります。またスタッフが在住しているわけではないので、トラブルがあった時はホストに直接コンタクトしなくてはいけず、対応がスムーズかどうか、信頼できるホストかどうかは、レビューをよく見て自身で見極めることが大切です。

バケーションホームの種類

コンドミニアム、アパート、一軒家、キャビンなどのタイプがあります。お部屋やバスルームの数も宿泊人数に合わせて選ぶことができ、家族向けやカップル向け、大人数向けなどさまざまです。

コンドミニアムタイプ

日本のマンションのようなタイプで、よくハワイのワイキキに建ち並んでいるイメージですが、このコンドミニアムの一室をレンタルとして利用することができます。

ホテルのようにオーシャンビューのお部屋や、眺めが最高な高層階のお部屋もあり、中心部へのアクセスが便利など、自分たちの条件にあった素敵なお部屋が見つかるはずです。中にはラウンドリールームが共同のこともあるので、予約前に確認すると良いでしょう。

アパートメントタイプ

コンドミニアムより小さめの建物というイメージでしょうか。

ニューヨークなどではバケーションホームとしてアパートメントタイプを利用することも多いですが、日本でイメージする小さなアパートではなく、構造はもっとしっかりしています。見た目は古びていても、室内は修理やリフォームが施されていて古さを感じないお部屋もたくさんあります。

ニューヨークは宿泊費自体がすごく高いので、お得なバケーションホームを探すのも楽しいと思います。コンドミニアム同様、ランドリーが共同である、もしくは施設内にはなく近くのコインランドリーを使用することもあるようなので、事前に確認が必要です。

一軒家タイプ

住宅街にある場合もあれば、何もないところにポツンと建つ一軒家もあります。

基本的に筆者はこの一軒家タイプが好きで、お庭でバーベキューをしたり、ピクニックをしたりできるので、ファミリーに人気なタイプです。コンドやアパートの一室だと近隣への騒音も気になりますが、一軒家なら遅くまで騒いでいても近所迷惑になりにくいのは安心です。またお部屋も広くベットルームやバスルームもたくさんあるので大人数での利用の場合に向いています。

キャビンタイプ

国立公園近くや山奥などでよく見かけるロッジ風の建物で、まさに大自然を満喫している感じで、見た目もコテージのようにかわいくてお洒落です。部屋数も物件によりさまざまで、筆者は昔クリスマスに親戚一同で集まって、ビッグベアのキャビンをレンタルしたことがあります。いつもと違った雰囲気でクリスマスを過ごせてとても楽しい思い出になりました。

オススメのバケーションホームサイト

筆者がよく使うのはAirbnbVrboです。

日本語でも対応しているので、日本からの宿泊客には利用しやすいです。また日本円表記の設定にもできるので、宿泊費用も把握しやすいです。Airbnbの場合は、ホストとのメッセージのやりとりも翻訳機能が使えます。

■ Airbnb(エアービーアンドビー)
HP:https://www.airbnb.jp
*一室のみの部屋レンタルもあり、間違ってシェアハウスになってしまうこともあるので、「まるまる貸切」(Entire Place)を必ず選んで検索してください。

■ Vrbo(バーボ)
HP:https://www.vrbo.com

筆者のバケーションホーム体験談

筆者は家族で旅行するときや、日本から友人や家族が遊びにくる際は、だいたいこのバケーションホームを利用します。広々していてキッチンやラウンドリールームも付いているので、使い勝手がいいですし、完全プライベートなので、周りに気を使うことなく思いっきりリラックスできます。

前回、セコイア国立公園を訪れた際に、利用したスリーリバー市にあるバケーションホームを紹介したいと思います。とても素敵な物件で、ホストの方も対応が素早くとても親切で、快適な滞在になりました。

日本では考えられないほど広い敷地で、これでなんと一泊平均285ドルです。(清掃料は別途発生します。)4エーカー以上もある私有地には敷地内を流れる川も含まれていて、完全プライベートの釣りを体験できました。釣ったお魚は敷地内にあるバーベーキューで焼き魚にして楽しみました。夜にはパテオで満点の星空を眺めながらお酒を飲み、とてもロマンチックな夜でした。

リビングスペースは広々としていて、すごくリラックスできました。寝室は3部屋で、バスルームも2つあり、またマスターベットルームからもアクセスできるサンルームがついています。

大自然の中にある広大な敷地に建つこの物件は、とても静かで素晴らしい滞在となりました。

必要なアメニティもしっかり揃っていて、川遊び用の敷物や大き目のタオルも完備されていて、また料理中に指を怪我したのですが、ちゃんと救急箱も置いてありました。お部屋の清掃も行き届いていて、室内はとても綺麗で、リラックスして気持ちよく過ごすことができました。

詳しくは下記URLも参考にしてみてください。

https://www.vrbo.com/ja-jp/p1312563vb?adultsCount=4&noDates=true&uni_id=1870839


時代とともに旅行のスタイルも変化していきます。

高級ホテルでゆっくりくつろぐのも楽しいですが、バケーションホームも利用して、日本ではできないアメリカの生活スタイルを体験してみるのもひと味違った旅行の醍醐味になると思います。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

Writer

MAKO

「素敵ママ」を目指してライター・翻訳家として日々奮闘中。 ロサンゼルス在住・アメリカ人と国際結婚

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