知る人ぞ知る!カリフォルニア秘境の地ーLos Osos(ロス・オソス)での休暇【アメリカ西海岸】

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ベイウッドロスオソスは、ロサンゼルスから車で3時間ほど北へ向かった00郡にある街で、約1万5000人が住む小さなコミュニティです。モロロックと呼ばれる古代火山の巨大な栓岩のあるモロベイもあります。

筆者は今回初めてロスオソスでバケーションを過ごすことになり、とても満喫することができました。ロサンゼルスのガイドブックにはなかなか載っていないロスオソスですが、リラックスできるすごくいい街だったので、ぜひ紹介してみたいと思います。


アクセス抜群、ベイビューの絶景の宿泊先を

筆者はまずAirbnbを使ってバケーションホームを予約しました。コロナ対策として三密を避けられて、キッチン付きなので自炊もできて、とても便利でした。

お部屋からはモロベイが見え、宿泊先での滞在中も美しい景色を楽しむことができました。おうちの前にはベイ沿いのハイキングトレイルがあり、おうちの前の住宅街の道を馬に乗って通る姿も見かけたほどです。

筆者が利用したバケーションハウス⇒

そのほか、近くにいくつかホテルもありました。

Baywood Inn

1370 2nd St, San Luis Obispo, CA 93402

Webサイト:http://www.baywoodinn.com

モロベイの目の前のホテルで、ホテル内からもモロベイが一望できます。素晴らしい夕日を眺めながら、ホテル内カフェでカプチーノを飲んでリラックスしてみるのも楽しそうです。

ほとんどのお部屋がベイビューで、モダンなお部屋からカントリースタイル、ウエスタンスタイルと様々で、ユニークな装飾が施されています。リラクゼーションやリフレッシュには最適な宿泊先になるでしょう。

Sea Pines Golf Resort

1945 Solano Street, Los Osos, CA 93402

Webサイト:https://www.seapinesgolfresort.com

ゴルフが好きな方はもちろん、ゴルフをしない人にとっても自然豊かで開放的な滞在先です。ベイ沿いのゴルフコース自体ももちろん見晴らしがよくて綺麗で、ダイニング、スパも完備されており、モロベイでの魅惑的なホテルの一つです。

敷地内にも緑がたくさんあり、自然を静かに感じながらリラックスできる最高の休暇になるでしょう。ゴルフをやる方にはお得なパッケージもありますよ。


Morro Bay State Park(モロベイ国立公園)

モロベイ国立公園が近くにあり、園内では、セーリング、釣り、ハイキング、バードウォッチングの機会があります。現在はコロナの影響で閉まっていますが、園内にある自然史博物館には、自然の特徴、文化や歴史、ネイティブアメリカンの様子や、地質学、海洋学などに関する様々な展示があり、モロ湾河口を見下ろす丘の上に建つという、とても素敵な施設です。

園内にはゴルフコースもあり、またモロ湾を挟んだ西側にはサンドスピット・ビーチがあります。

Sandspit Beach(サンドスピット・ビーチ)

このサンドスピット・ビーチはもちろん車で簡単に行けるのですが、筆者が泊まったバケーションハウスの目の前にハイキングトレイルがあり、そこから歩いてたどり着くこともできました。時間がある方に、ぜひオススメしたいのが、このトレイルです。

住宅街の真ん中にハイキングトレイルの入り口が出てくるので、少し見つけにくいかもしれませんが、三密を避けるコロナ渦には人も少なく最高のトレイルで、ストリートパーキングもできるのでトレイル入り口まで車でも行けます。

先ほど紹介したSea Pines Golf Resortのすぐ北側の道、Butte Driveに入るとモロベイが見え、ベイ沿いにまっすぐ進むと、すぐにハイキングトレイルの入り口にたどり着きます。Google mapで調べても載っていないような小さなトレイルで、知る人ぞ知るといった感じのとても穴場なトレイルだと思います。宿泊先のお庭でくつろいでいると、車で訪れているハイカーを何人か見かけました。

美しいベイ沿いのトレイルを歩いて行くと、途中でシャーク海峡が見えてきます。ハイキングをする時間によっては引き潮と重なり水がない時間帯もあるので、なるべく午前中のハイキングをお勧めします。残念ながら筆者たちが行った時は遅めの午後だったので海峡は沼のようになっていました。また次回訪れたときにリベンジしてみようと思います。

シャーク海峡を超えると、大きな砂丘が出てきます。筆者は砂丘自体に行ったことがなかったので、目の前にそびえ立つ広大な砂丘に大興奮しました。大人でも息の切れるような砂丘を登りきるとなんとも壮大な美しいビーチが一望できるのです。

筆者は子連れだったので、往復2時間以上かかったと思いますが、大人の足なら片道45分くらいでつきそうな感じでした。

このハイキングコースから行くビーチは、車で入れる公園の入り口からは随分と離れており、プライベートビーチのように、人の気配もなく、静かでとても綺麗なビーチでした。またビーチの北側には、モロロックも一望できるという絶景が広がっています。子連れの家族旅行でももちろん楽しいですし、カップルで行ってもすごくロマンチックな秘境のビーチだと思います。

翌日は、ドライブがてら車でもサンドスピットビーチに行ってみましたが、やはり車で簡単に行けるビーチとは比べ物にならないくらい綺麗で神秘的なビーチでした。

Montaña de Oro State Park (モンターニャデオロ州立公園)

そのほか、モロベイの南側には、壮大なモンターニャデオロ州立公園もあります。

時間の関係上、筆者は訪れることができませんでしたが、西海岸で最も壮観な海岸線の1つであるモンターニャデオロ州立公園では、カリフォルニアの美しいセントラルコーストが一望できます。この公園は人里離れた砂浜から1,347フィートのバレンシアピークを含む丘、マウンテンバイクや乗馬コース、キャンプ場など、自然を愛する旅行者にとっては楽しめる場所がたくさんあるようです。ぜひとも次回は訪れてみたいですね。

バードウォッチング

国立公園など特別にどこかに行くわけでもなく、ただ歩いているだけでたくさんの鳥を見かけることができるのもモロベイ周辺の魅力です。

どうやらロスオソスのあるモロベイ周辺には多くの鳥が生息していて、米国のバードウォッチング・ベストスポットの栄誉をもらったことがあるそうです。

毎年1月の第3週の週末には、バードウォッチング・フェスティバルも催されているようです。コロナの影響で、今年はオンラインでの開催だったようですが、とても近くで空高く飛び回るいろんな種類の鳥を眺めるのはとても楽しかったです。

Morro Strand State Beach(モロ・ストランド・ステート・ビーチ)

もし有名なモロロックをもっと近くで見たかったら、オスロソスから15分くらいでモロ・ストランド・ステート・ビーチにも到着できるので、ちょっと寄ってみるのも楽しいと思います。夏場はモロロックの近くで海水浴も楽しめます。

ダイニング/レストラン

筆者はコロナの影響もあり、今回の休暇ではほぼ自炊をしました。

バケーションホームのいいところはキッチン付きなので自由に料理ができることですね。しかし、調べてみると、大きなハンバーガーを提供してくれるSylvester’s Burgersや、朝食が大評判のCelias Garden Cafeなど、美味しい食事を提供してくれるレストランもたくさんあるので、コロナがおさまっていたら、次回はぜひとも利用したいと思います。


騒がしいロサンゼルスの都会から離れて、こうした自然豊かな場所でゆっくり過ごす休暇も素敵です。ぜひ今度ロサンゼルスを訪れた際は、市内だけに留まらず、少し遠出をしてみるのもお勧めです。

サンフランシスコとロサンゼルスのほぼ中間に位置しているので、サンフランシスコからも4時間くらいで行けます。ロサンゼルスからサンフランシスコへの海岸沿いのロードトリップで利用してみるのも楽しそうですね。

Writer

MAKO

「素敵ママ」を目指してライター・翻訳家として日々奮闘中。 ロサンゼルス在住・アメリカ人と国際結婚

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