カリフォルニアで憧れウェディング!(カリフォルニア結婚式:ユニークなセレモニー&演出)
- 2020年11月11日
Writer: HIBARU
前回、カリフォルニアでウェディングを挙げたい方におすすめの、ロケーション選びについて紹介をさせていただきました。
カリフォルニア結婚式:ロケーション選びについて▶ https://amenew.site/2020/10/16/california-wedding/
今回は、そんなカリフォルニアのロケーションならではの、ユニークなセレモニーや演出、パーティーテーマのアイディアをピックアップしたいと思います。
アメリカのウェディングは、披露宴にあたるようなものがレセプションディナーといって、セレモニーの後にカクテルアワーなどを挟み、ディナーと共に行われます。ただ、日本の披露宴のようにお色直しはほとんどありません(カップルによっては行うこともあるようですが、アメリカでは、ウェディングドレスはレンタルではなく購入するのが主流なので着替えたりすることがありません)。
また、思い出のスライドや友人の出し物といったようなアジェンダもほとんどなく、ゲストによりゆっくりとお食事やお話を楽しんでもらうというようなカルチャーです。
忙しなくアジェンダがある日本の披露宴に比べ、ソーシャライズやパーティーに慣れているアメリカならでは、といった感じですね。
それでも、定番のウェディングケーキカット、ファーストバイト、ベストマンやメイドオブオーナーからのスピーチ、ブーケトスなどは行われることが多く、アメリカならではのアジェンダとしては、新郎と母親、新婦と父親のラストダンス、そしてカップル同士のファーストダンスがあり、そのためにダンスレッスンに通うカップルもいるのだとか。
決まったアジェンダがないので、そのロケーションやカップルの思い出、またはカップルの宗教にちなんだアジェンダやテーマが組み込まれることもあり、本当に自由に決められるのが良いところでもあり、悩ましいところ。
カリフォルニアでの結婚式:ユニークなセレモニーアイディア
前回の記事で、カリフォルニアならではのロケーションとして、ビーチやオーシャンビューのウェディングを紹介しました。そんなロケーションで行うのであれば、「サンドセレモニー」がぴったり。これは、新郎・新婦がお互い砂の入ったボトルを持ち、同時に透明なガラスケースに注ぎ込むことで、二人で世界に一つしかないサンドアートを完成させるものです。
大体ウェディングのテーマカラーにちなんだカラフルな砂を用意し、同時・交互に注ぐことで、綺麗なマーブルカラーのサンドアートを作ります。
また、ここ最近では、人前式の証明書のような意味合いでも使われることが多くなってきているので、ブライズメイド・グルームズメンや家族などゲストにも参加してもらうことができるセレモニーです。
ビーチや海を背景にしたウェディングではぴったりで写真映えもしますし、終わった後もアートとして飾ることができるので、そのままレセプションの受付に飾ったり、新郎新婦のテーブルに飾ったり、ウェディングの最中ずっと素敵なデコレーションにできるのもおすすめポイントです。
もう一つ紹介したいのが、ラスティックなバーンやワイナリーで行うウェディングに取り入れたい「ワインセレモニー」。
二人のお気に入りのワインやそのロケーションで作られたワイン、結婚式の年や二人が出会った年に作られたワインなど、ワイン自体に思い出を込めることができます。セレモニーでは、ワインと一緒にお互いへのラブレターなどを箱に入れて鍵をかけ、5年後や10年後に一緒に開けることを誓います。
ワインボックスは、ウェディングのデコレーションに合うような木製のもので、二人の名前や結婚式の日をカスタマイズして入れてもらいましょう。
ロマンティックな会場の雰囲気ともぴったり合い、こちらも写真映えしそうなデコレーションになります。
カリフォルニアでの結婚式:ロケーションや思い出にちなんだ演出
レセプションディナーでの、演出ではゲストが多くの時間を過ごすテーブルセッティングはぜひこだわって欲しいです!
お花やセンターピースはもちろんなのですが、例えばテーブルの名前。着席するテーブルの名前を番号ではなく、ユニークな名前にすると、ゲストたちも盛り上がります。
ビーチやオーシャンビューのウェディングでは、カリフォルニアのビーチの名前をテーブルにしてみたり、海にちなんだワードをテーブルの名前にしてみてはいかがでしょうか?
カリフォルニアのビーチといっても、北カリフォルニアだったら、Baker Beach, Stinson Beachや、Point Reyes, Half Moon Bayなど有名な湾などを入れても良さそう。南カリフォルニアであれば、Laguna Beach, Zuma Beach, Venice Beachなど本当にユニークなビーチがたくさんありますので、それぞれのアイコニックな写真をテーブルタグに使ってみてください。
ラスティックでロマンティックな落ち着いた雰囲気のウェディングや、ガーデンウェディングなど緑に囲まれたウェディングなら、例えばカリフォルニアの国立公園やステートパークの名前をテーブルネームにしても素敵ですね。Yosemite, Joshua Tree, Redwoodなど、ウッド調のベニューで行うウェディングにぴったりです。
カリフォルニアでの結婚式:ゲストの思い出に残るお土産
アメリカのウェディングは、基本的には御祝儀制度がないため、ほとんど全ての挙式費用はカップル負担です。もちろんカップルの家族が負担をすることもありますが、伝統的には実は新婦側が全て出す、という風になっているんです。
アメリカでは、地方から来てくれるゲストも多くなるので、御祝儀がない代わりに、所謂ゲストへのお車代もありません。ただ、挙式を行うホテルや挙式近くのホテルを挙式日はカップルが抑えておき、ゲストには特別ディスカウントで提供するような仕組みはあったりします(ホテルによって利用可否があります)。
そして、日本のように大きな袋の引き出物もありません!その代わり、ゲストには最後にプチギフトが手渡されますので、そこでは是非ゲストの思い出に残るお土産を演出しましょう。
これらは実は私が自分の結婚式の時に用意したもので、とても好評&真似したい!という声をいただいたものです。
▶コーヒー豆のミニバッグ
カップルがコーヒー好きなら二人のお気に入りのロースタリーやコーヒーショップで、プチギフト用のミニコーヒー豆バッグをオーダーしてみてください。オリジナルの名&日付入りラベルをつけてくれたりもします。私たちは、サンフランシスコ発のPhilz Coffeeで作ってもいました!
▶スモアキット
小さめのメイソンジャーに、クラッカーとチョコレート、マシュマロを入れたスモアキットをギフトに。ホテルやウェディングベニューによっては、ファイヤープレイスがあるところも多いので、結婚式の後にお友達同士やゲスト同士で夜遅くまで語り合いながら、スモアが楽しめます。もちろんお持ち帰りしてもラッテもOK。お子様がいるゲストにも喜ばれそうですし、ミニメイソンジャーはその後もおうちで使えるアイテムなので、かさばらずに喜んでもらえますよ。
カリフォルニアならではのアイディアやインスピレーションを取り入れた、オリジナリティに溢れるウエディングの参考にしてみてくださいね!