海外ウェディングや、ゲストが日本とアメリカ両方からなどの場合でも、カリフォルニアは訪れやすい場所にあるのと、年中天気が良いところが多いので、人気の高いロケーションだと思います。

私自身も、日本・アメリカからのゲストを迎えてカリフォルニアでウェディングを行い、また現地のお友達のウェディングにもたくさん出席をしてきた経験から、皆さんにカリフォルニアでのウェディングについてご紹介したいと思います。

※今回ご紹介するのは、「結婚」という法的な手続きではなく、あくまでもセレモニー＆パーティーについてです。

まず一番最初に、カリフォルニアでウェディングといっても、ロケーション選びから始まると思います。

ホテルやチャペルだけでなく、ビーチ、コテージ、ワイナリーといった、自然がいっぱいのロケーションもありますので、どんなテーマにしたいか、ゲストの人数や年齢層などによって、絞り込んでいくと良いと思います。

また、できればたくさんのデコレーションをしなくても、既に写真映えするような景色や建物、好みのテイストのカラーであったりすると、コストや準備もグッと抑えられるので大きなプラスポイントになりますよ。

海外ウェディングは、夕方ごろから夜にかけて行われることがほとんどで、日本でいう披露宴・二次会といったものが、レセプションディナー・パーティーという形で一緒になっていることが多いです。そういったアジェンダに沿ってロケーションを選んでいくことも重要ポイントですね。

ちなみに私は、どうしてもビーチウェディングにしたかったため、ビーチの上にゲストチェアやアーチ、お花を準備しセレモニーを行い、その後ゲストが移動できるバンを貸し切り全員レセプションベニューまで移動してもらうというアジェンダでしたが、小さなお子様や高齢の方はいらっしゃらなかったので、非日常感を楽しんでもらえるようなディスティネーションウェデイングをすることができました。

カリフォルニアウェディングにおすすめのロケーション

オーシャンビュー

やはりカリフォルニアといえば、真っ青な空に海。そして年間でも外で過ごせる期間もとても長く、湿気がほとんどないので、4月ごろから11月ごろまで長い期間でビーチ近辺でのウェディングが行えるのも、カリフォルニアならではだと思います。

ゲストが高齢の方やお子様など幅広い年齢層、また遠方からのゲストがほとんどのディスティネーションウェディングの場合は、オーシャンビューのホテルがおすすめです。

オーシャンビューのテラスで、ウェディングセレモニーを行い、そのままホテルのバンケットなどでレセプションも行えますし、カップルはビーチでのウェディングフォトを撮影することもできます。

もう少し少人数でカジュアルなウェディングを行うなら、オーシャンビューのレストランもおすすめです。ホテルもレストランもですが、お食事も美味しいと思いますので、ゲストにきっと喜んでいただけるかと思います。

レストランの場合は、セレモニーを行う場所がないところもあるので、セレモニーだけビーチで行ったり、チャペルで行った後に、レストランに移動しなければならないので、手配などが少し大変ですが、ゲストも別のロケーションを楽しむことができますので、大人だけのウェディングなどであれば実現可能だと思います。

ラスティック

カリフォルニアはワインも有名なので、ウェディングにぴったりの素敵なワイナリーがたくさんあります。

カントリー調やラスティックなイメージのウェディングを行いたいのであれば、ワイナリーやワイナリー併設のホテルやゲストハウスなどもおすすめです。

イベント用のプライベートエステートや、古いミルハウスやバーンをベニューにした、フォトジェニックなロケーションがたくさんあるので、本当に迷ってしまいそうですね！

レセプションも中庭や外でテントを張ってロマンティックなライティングで行える場所も多いので、解放的な雰囲気かつ、カリフォルニアならではの過ごしやすい気候でディナーやパーティーを楽しむことができます。

ヒストリカル

ゲストを海外からお招きしてのウェディングでは、歴史ある建物や映画に出てきたスポットなどでウェディングを行うのも、カリフォルニアならではのウェディングができそうです。

映画やKaty Perryのミュージックビデオにも使われた、The Hollywood Castleで非日常感のあるウェディングを演出したり、第一回アカデミー賞授賞式の行われたHollywood Roosevelt Hotelでレトロな雰囲気でのレセプションを楽しんだりするのもゲストにも喜ばれそうですよね。

他にも、チャペルやゴルフコース、ナショナルパークなど素敵なロケーションがたくさんあるので紹介しきれませんが、是非思い出に残るカリフォルニアウェディングのプランを立ててみてくださいね。