ニューヨーカー気分を味わえる!NYのファーマーズマーケット
Writer: SAYA

みなさん、こんにちは。夏の美味しい野菜や果物が収穫できる時期になってきましたね。
そこでみなさんにご質問なのですが、「ファーマーズマーケット」をご存知ですか?
聞いたことや行ったことがあるという方もいるかもしれません。特に、海外旅行に行ったことがある方は、知っている可能性の方が大きいですね!
「ファーマーズマーケット」は、野菜や果物などの農産物を、生産者である農家さんたちが店頭で消費者に販売している市場です。スーパーマーケットとは違い、直接生産している人の顔を見られることができるので、私たちも安心して買い物ができます。
みなさんもご存知の通り、アメリカでは健康志向が高く、私の住むニューヨークでも食材にこだわっているスーパーマーケットが多いのが事実です。”オーガニックしか取り扱っていない”という店も増えてきました。
”ジャンクフード”というイメージがあるなか、ヘルシーに生活しているニューヨーカー がここ数年で増えているということですね。
「ファーマーズマーケット」では、新鮮な食べ物を購入できることから、アメリカではとても主流なマーケットとして知られています。老若男女問わず多くの人が足を運び、地元の人に大変親しまれています。

今日は、是非みなさんに知ってほしいNYのファーマーズマーケットについてご紹介します!
ニューヨークでは、マンハッタンやブルックリンなど、至る所でファーマーズマーケットが開催されています。曜日によって、開催場所や販売者さんが異なり、特定の販売者さんの食材を目当てに買い物に来るお客さんも少なくないようです。
マンハッタンの中心及び観光地で有名なユニオンスクエアでも開催されており、週に4回程行われています。世界でも有名なユニオンスクエアのファーマーズマーケットは、1976年から始まりました。その時は、まだごくわずかなファーマーさんのみでしたが、そこから急成長し、ピーク時では約140のファーマーさんや漁師、パン屋さんなど多くの農家さんが出店したようです。
また、ニューヨークのファーマーズマーケットのフラッグシップとして、ニューヨーカーや多くの観光客に愛される場所となっています。


野菜や果物は、量り売りで売られていることが多く、好きな分だけ持っていきレジで測ってもらったり、商品と商品の間に計量器があったりします。
アメリカでは、「g」(グラム)ではなく「Lb」(ポンド)が使われています。
1Lbあたり約453g です。
覚えておくと便利かもしれませんね!スーパーでも、基本野菜や果物は量り売りなので、「Lb」と表示されていることが多いです。ちなみに「ea」は英語のEachの略で、一個単位を示しているので、量り売りではなく一個単位で売られているということになります♪

ファーマーズマーケットでは、新鮮な食材はもちろん、植物やお花も販売されています。
値段もお手頃なので、私もよくファーマーズマーケットを訪れては、可愛い植物をゲットすることもしばしばです♡
販売している農家さんはとても優しくフレンドリーなので、植物のケアの仕方などを気軽に質問すると、詳しく教えてくれます!育てている生産者の顔が見えると、とても安心できますよね。

また、季節によって、色とりどりの花も販売されています。夏にはひまわり、冬にはクリスマスにちなんだリースなど。
男性がお花をバックに入れて持ち帰る姿もよく見かけます!なんとも素敵ですよね♪
ベーカリーも出店しているので、出来立てのパンを求めに、早朝から買いに来るお客さんもちらほら。
皆さんもご存知かもしれませんが、CMや雑誌でも見たことがある顔ぶれの萬波ユカさんという世界でも大活躍しているモデルさん。この方も、以前ニューヨークに住んでいた際に、愛犬と一緒にここユニオンスクエアのファーマーズマーケットに買い物をしに来ていたようです!
近くに住んでいるローカルのニューヨーカーもよく訪れているので、もしかしたら有名人にふらっと出会えるかもしれないですね♪

NYファーマーズマーケット(フラッグシップ店)の詳細です。
場所 ユニオンスクエア
住所 Union Square W &, E 17th St, New York 10003
Webサイト https://www.grownyc.org/greenmarket
Instagram https://www.instagram.com/grownyc_manhattan/
ファーマーズマーケットでは、普段のスーパーの買い物とは違い、ローカルな雰囲気をより肌で感じることができます♪
地元の人と会話をすることで、リアルなニューヨーク生活を知ることができるかもしれませんね。一度、ニューヨーカーライフの一部をのぞいてみてはいかがでしょうか?